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■我が家の積算電力量計
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■副賞到着!
写真はH19年度の省エネコンテストで、資源エネルギー庁長官賞の副賞です。 副賞までいただけるとはありがたい話です。 この中に、今回ご紹介するワットアワーメーター本体も入っておりました。 |
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■ワットアワーメータ
これはそのワットアワーメーターです。 仕様によるとかなり本格的な内容であることがわかります。 他の機器より一桁小さな値も表示。 定格電流:15A 測定可能範囲:最小0.3W〜1650W 測定精度:JIS2.5級相当 JIS2.5級とは、家庭用電力計と同じ精度があるということで、かなり正確ということです。 |
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■エコワット3兄弟
写真は私の所有するエコワット、左から旧型、新型、最新型です。 旧型:T3T-R 新型:T3T-R1 最新型:T3T-R2 エコワットの説明書には色々と細かな字で取り扱いや誤差などの製品仕様の表示がなされています。 最大負荷:15A 誤差:±10% 測定可能範囲:最小5W 力率:100%に固定で計算 波形が歪んでいる場合は正確に測定できない・・・ と書かれております。 |
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■エコワットの従兄たち
このエコワットより精度のよい写真上段右のワットチェッカー、そして今回いただいた上段左のワットアワーメーターが実験に加わります。 |
■実験開始
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■我が家にある家電製品で調査開始!
写真のように負荷となる家電製品に直列に接続したワットアワーメーターとワットチェッカーとエコワット3兄弟、これで色々な家電製品で調べてみることにしました。
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■直列接続の注意点!
ワットアワーメーターは1W以下の電力も測定でき、直列接続するエコワットなどの消費電力も測定してしまうので測定対象の負荷に一番近い位置に配置して正確に測定します。 次に1Wの測定ができるワットチェッカーが接続し、残りはエコワット3つを接続し本体負荷の影響を最低限に抑えます。 |
■各種機器別の測定結果
2008年11月に各家電製品に対して消費電力量をそれぞれのエコワットと基準機としたワットアワーメーター・ワットチェッカーで測定してみた。 消費電力・力率についてはワットチェッカーの値を記録した。
実験中ワットアワーメーターとワットチェッカーはほぼ同じ値がほぼ同時に表示され、精度の良さが実感できました。 ■やはり力率悪化で誤差が増える傾向に
■やはり新型のT3T-R1は注意が必要!
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■まとめ
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■T3T-R1にご注意を!
このコンセント差込口が黒いT3T-R1のエコワットは力率の悪い物をつなぐと実際より大きく測定し、表示されます。 しかし、メーカーが申しますように、単一機器を測定して電力消費の推移を知るのには十分な効果があると思われます。 ■T3T−R1はちょっと・・ 異常な値を示すT3T-R1と最新型のT3T-R2の外見がほとんど同じなのですが少しだけ違いがあります。 それは、メス側のコンセント挿入口が白(T3T-R2)か黒(T3T-R1)かです。 あとは、背面のラベルにT3T-Rxと表記されているので見分けがつきます。 |
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■エコワットの精度を補正して使う
エコワットは簡易型なので他のもののように正確には測定できないのですが、ワットチェッカーやワットアワーメーターとエコワットで単一機器を同時測定して、その測定結果からエコワットとワットチェッカーなどの値の比率を計算して補正値を求めておけば、エコワットでもある程度正確な値を出すことができます。 例えば写真ですと・・ K=0.75/0.73 = 1.0274 エコワットの値0.73にKを掛け算すると W=0.73×1.0274 = 0.75 となり、補正ができます。 しかしこの係数が通用するのは係数を導き出すのに使用した負荷に対してだけですので、他の機器を測定してこの係数を掛けても意味がありませんのでご注意ください。 ある程度正確な測定をするなら、最新型のエコワット、倍以上の価格はしますが正確なワットチェッカーをお勧めいたします。
電気代やCO2排出量測定にエコワット
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