家庭内の省資源





このページでは我が家で行っている省資源対策を紹介いたします。 皆さんご存じの?どのご家庭でも実行できることばかりですので、よろしければ参考にして実行してみてください。まだまだ省資源出来そうなところやもっと良い方法ががあると思いますので、皆さんも見つけて実行してください!

注意:我が家での省資源対策は、無駄を無くすると言う意味で行っております。 決して生活レベルを下げてまで行う物ではありません。


 ■電池編
 ■レジ袋編
 ■ペットボトル編
 ■新聞紙・新聞広告編

資源とは何か?..家の中も外も資源でいっぱい!
環境問題で注目される問題の中に資源問題があります。 「限りある資源」とか言われますが人間が利用するもの全てが資源と言っても過言ではありません。(そのものです) さて、資源問題の中でも家庭に密着した問題として「ゴミ問題」が大きく取り上げられますが、家庭内で何か出来ることはないのか、考えてみましょう。
凄まじい家庭ゴミの量を実感
私がこういった環境問題に関する活動を行いだした原因の一つにゴミ問題が大きく関わっております。 1994年頃になりますが私の仕事の方でガラス瓶のリサイクルシステムの研究・制作をとある一部上場企業から依頼されることから始まります。 その時に入手した情報の中に日本におけるゴミ廃棄の現状を示したデータがありました。 家庭内から出るゴミの凄まじいこと..なんとかせねばなりません。 今では地域によって差はありますが、ゴミの分別収集が地域ごとの基準ではありますが行われるようになったことは身近に感じるところでしょう。(例えば、資源ゴミ・粗大ゴミ・可燃ゴミ...瓶、ペットボトル...)
最近(2002年3月)では(東京杉並区など)ではレジ袋に対する環境税課税(5円)などが知られております。 行政側の税収としての思惑もあるでしょうけれど、これらは明らかに環境対策として行われていることと私は思います。 これを行うことで環境問題に対する民衆の意識も向上することでしょう。
まあ、それだけゴミ問題を含めて環境問題は追いつめられた状態であるともいえるでしょう。
私たちに出来ること
さて、私たちに何が出来るでしょうか?..。 毎週ゴミ収集日に出すゴミ袋の中や粗大ゴミ・資源ゴミ..に何があるのかもう一度確認してみて下さい。 無駄はありませんか? 余分はありませんか? 部屋の中に無駄はありませんか?と言うことで省エネルギーに関しては私もいろいろ実践してきましたがもう一度部屋の中や排出されるゴミなどを考え直すとまだまだ出来ることが沢山あることが判ってきました。
すぐ思いつくものとしては、ゴミ袋・レジ袋・生ゴミ・紙(包装紙・新聞紙・広告・本..)・衣類・電池・水道水・空き缶(アルミ・スチール)・ガラス瓶・ペットボトル・パソコン・家電製品・家具・自動車・自転車・家...キリがありませんね..と言うより、人間が価値観を持って扱うもの全てが資源なのですね。
ですから、その資源をどのように再利用したり無駄なく使いこなすかがキーワードになってくると思います。 また、私たち個人で対処できない部分は、リサイクルや廃棄しやすいように捨てる前に出来ることが沢山ありますので考えていきましょう。

無駄なく効率よく使う
電池編
乾電池の山
これは我が家の電池入れの箱です。 上は使用済み電池、下は新品乾電池もしくは充電済み乾電池です。 こうしてみると沢山ありますよね...なぜこんなに沢山あるかというと、子供のおもちゃへの使用が多ことと、充電して使うことを行っているからです。 この電池山の中には色々な種類の電池が混じっております。 充電できなくなった電池は使用済み電池収集場所へ持っていったりしますが、普通のアルカリ電池などでも最近では専用の充電器が市販されており充電できますから、便利になりました。 
 
 

 

アルカリ乾電池・マンガン乾電池
一番スタンダードな乾電池ですね。 専門的には一次電池と呼ばれるものです。 これらのアルカリ電池は専用充電器を使えば10回ほど再利用できるので捨てずに電気の器として使い切ります。 アルカリ電池はマンガン電池より高価ですが長時間大きな電力の必要なものに利用が望ましく、また、マンガン電池は利用頻度は少ないが長期に渡って利用するものにはもってこいですね..マンガン電池は電気を使った後に少しですが電圧が回復します。 適材適所ですね!。 とわ言え、我が家の場合買うならアルカリ電池ですね! 100円ショップなどでも単4アルカリ電池2本で100円で売っていますし、リモコンなどによく使われているこの単4・単3電池は充電すれば5年以上買い足す必要は無いですね!(笑)。
もう一つのマンガン電池は私の持っている充電器では充電できませんが、これも専用充電器があり充電できるようです。
注意! ここで注意したいのは、乾電池メーカーはこれらの電池への充電を保証しないと明記しており、乾電池も液漏れが生じる可能性があることを前提に自己責任で充電を行うよう充電器メーカーも仕様書に明記しておりますので充電時間や電池の状態を確認しながら行って下さい。
充電式乾電池(ニッケル水素乾電池・ニッケルカドミューム乾電池...)
これも最近よく見かけると言うより我が家では一番使用頻度の多い充電し期間電池です。 専門的には2次電池と言います。 これも色々な種類がありますが、最近ではニッケルカドミューム乾電池にかわり、ニッケル水素乾電池が一般的になってきました。 これは充電専用で使用するために価格こそ高価にはなりますが、電池特性として利用頻度が多く完全放電する事を前提とした子供のおもちゃなどにはもってこいの乾電池で、500回ほど充電して使用することが出来ます。 そう考えるとリーズナブルですね!(笑)。
この充電式電池も専用の充電器がございますから電池の種類別に気をつけて充電して下さい。
リチュウム乾電池
これはカメラ用の電池で、リチュウム電池と言います。 これは残念ながら専用の充電器がございません。 充電器をまた自作してみるかな!(笑)
とりあえず今は残して貯めております。
リチュウム電池の二次電池としては、リチュウムイオン電池が有名ですね!。 これは充電式で携帯電話やビデオカメラ・デジカメ、そしてハイブリッドカーの電池などにも使用されておりますね。 他の二次電池より小型軽量でエネルギー密度が多きいので重宝されております。
アルカリ乾電池は使い捨てカメラの中にある乾電池
乾電池の中に緑色の乾電池が多く存在することに気付かれたでしょうか?... これらは使い捨てカメラの中にある乾電池で種類はアルカリ乾電池です。 なぜこんなに多くあるかと言えば、身近にカメラ屋さんの親戚がいるからで、単3アルカリ乾電池に関しては事欠きません。 使い捨てカメラのフラッシュで使用する電池容量は3割ほどで残りの7割は残ったままです。 それを充電して満タンにして再利用!..最高です。
勿論、購入したアルカリ乾電池もあり、同じように充電して使用しております。
電池チェッカー
これは市販されている電池チェッカーです。 乾電池の中にどれだけの電気が残っているのか調べるための機械です。 一家に一台..必需品です。
このタイプで900円ほど購入しましたが、500円程から販売されておりますのでお探しになってみては如何でしょうか?
電池チェッカーで残量チェック
これは実際に電池の使用量をチェックしてみたのですが、この場合ほぼ満タンで、充電せずにしよう出来るようです。

こちらから購入できます

市販されるようになった非充電式乾電池の充電器
最近手に入れたアルカリ乾電池用の充電器、商品名「リサイクルチャージャー」です。 これを購入するまでは自作の充電器を使用しておりましたが、それを紹介するのは危険がありますので商品化されているものを紹介することにしました。 だいたい2本同時に充電して4時間から8時間ほどで充電できてしまいます。 
注意! ここで注意したいのは、乾電池メーカーはこれらの電池への充電を保証しないと明記しており、乾電池も液漏れが生じる可能性があることを前提に自己責任で充電を行うよう充電器メーカーも仕様書に明記しておりますので充電時間や電池の状態を確認しながら行って下さい。

こちらから購入できます

充電式乾電池の充電器
これは、充電式電池用の専用充電器です。 これではアルカリ電池は充電できませんので注意して下さい。
このタイプでは2本同時に充電するものですが、注意する点としては、充電容量(電気のためれる量)が同じものを並べて下さい。 違うとちゃんと充電できない場合があります。(電池に小さな文字で700mAhとか書いておりますから、その数字を確認して下さい)
乾電池の購入量・廃棄量は激減!
充電式乾電池や専用充電器を利用するようになって我が家の乾電池の購入量は激減し、廃棄量も激減しました。 電池もリユース・リサイクルの時代ですから無駄なく使いきり、普通ゴミなどに出すのではなく各地域の方針に従った方法で廃棄するように心がけましょう。

レジ袋編
レジ袋は無駄?!
私も買い物に家族全員で週3回はスーパーへ行きます。 買い物をすると必ずもらってしまうレジ袋、これって問題になってますよね!。 東京の杉並区の方ではレジ袋に対して課税する環境税が施行されるようで注目しておりますが、このレジ袋、はたして無駄になっているのでしょうか?...確かに買い物に行くと必ずもらいたまっていく一方で、ゴミ箱の中のゴミ袋などで使う事はよくすることです。 そういう意味ではいろいろ役立っている面もあるようですが、多量に余ってくることを見ると、やはり無駄ですし何とかする必要がありますね。
マイバッグ持参はあたりまえ!
我が家ではマイバッグは当たり前になっております。 確かにレジ袋をいただく場合もありますが、ほとんどがマイバッグです。 持参する袋の数は2個..これだけでも十分でしょう。 100円ショップなどで安くてにはいりますし、みてくれを気にする人ならそれなりの装飾をしたものやブランドものもあるようですよ!。(でも、みてくれを気にする人がブランドもののバッグからネギや大根の葉が見え隠れするのは..(笑)..失礼。)
コンパクトに収納!
我が家で使用しているマイバッグは画像のように小さく収納できるタイプで、非常に重宝しております。 スーパーの買い物だけじゃなく、いろんな買い物の時に使いそうですね!
レジ袋もマイバッグに!
「マイバッグを買うのは..」とか、「使うのは..」と言う人には、そこのスーパーのレジ袋を貯めて置いて持参して使用すれば同じ事です。 これレジ袋のリユースもれっきとしたレジ袋対策になります。 逆に言えばマイバッグを買わなくても、余ったレジ袋を持っていけばよいと言うことになります。(すこしあまいですか?..)
スタンプ集めて換金でお得!
大手スーパーの多くは、スタンプカードがサービスカウンターなどで配布されており、マイバッグ持参の場合、スタンプを押してもらい、いっぱいになると換金してくれたり商品券にしてくれたり少しですが帰ってきます。 だいたい25回で100円ほどです。 まあ、環境対策はお金じゃないですけれど..でもいただけるものはいただいておきましょう!。 早くポイントを貯めたいのであれば、家族4人ならスタンプカードを4個用意して商品を4つに分けて4人でレジを通れば4倍のポイントがもらえることになりますよ!(一人で何回も通れば同じ事ですが手間ですね..)..主婦のみなさん、その辺はいろいろ工夫してみて下さい。(環境対策の範囲外ではありますが...)

ペットボトル編
ペットボトル温水器
別の場所でも紹介した太陽熱温水器のものです。 できあがったお湯は、料理やお風呂に使用出来ますからペットボトルをリユースし太陽熱で省エネルギー..一石二鳥とはこのことですね!
 

 

ペットボトルで温室
これも別の場所で紹介したペットボトルを使用した温室です。 ちょうど春先の発芽時期に発芽促進と防虫のために一役買ってくれます。 皆さんもお試しあれ!
そのまま容器としてリユース
これも別のところで紹介しましたペットボトルのリユースです。 お茶以外にも飲料水なら何でも入れておけますから捨てるなんてもったいない。 そのまま使うのが素直でよい方法ですね!..お茶なんか買わずに沸かしてペットボトルに詰めれば2リットルなら光熱費も入れて10円くらいで作れますからね..節約好きな方にはたまりませんね!(笑)

新聞紙・新聞広告編
新聞は素晴らしい
毎朝、毎晩配達していただく新聞ですが、これもたまりにたまって仕方ないことでしょう。 新聞にはだいたい広告が入っておりますがこれも捨てるのは無駄ですね。 新聞は各種情報を得るという意味で素晴らしい存在ですが、我が家では既に新聞自体を購入しておりません。 情報はインターネットやTVでほとんど手にはいるのでそちらで紙資源の使用量を減しておりますが、実家などはインターネット回線が無いので未だに新聞を取っておりますのでそれをいただいてきて利用するわけです。
食器の汚れをふき取る
これは実際に我が家で使用している新聞紙を加工したものですが、何に使用しているかというと、台所で洗い物をする際に食器の汚れなどをこの新聞紙をちぎり、ふき取ります。 ふき取った新聞紙はゴミ箱へ..これで環境対策にどのように貢献できるかというと、まずふき取ることで食器を洗うための洗剤が少なくて済むことで水質汚濁を緩和できます。 また、洗い流す際の水道水の量を少なくすることが出来ます。 水質汚濁に関しては、大都市圏では下水道が完備されておりますので下水処理されるため河川に直接下水が流れ込むことは少ない(大雨の時は流れ込む可能性がある)のですが、郊外の浄化槽を利用されている地域では問題がありますからね。 これを行うことで、台所の掃除自体が簡単になることと、ぬめりなどの汚れが少なくなることは間違い有りませんのでよろしければお試し下さい。
ぶら下げて使う
こんなふうに台所にぶら下げておけばいつでも使用出来ますね! 作り方も簡単。 新聞紙を適当な大きさに切りそろえ紙バッグの取っ手と一緒にホッチキスなどでくっつけてしまえば出来上がりです。 新聞紙以外でしたら電話帳なども利用可能ですね。
広告はメモ用紙に
新聞に付き物は広告ですね!。 広告の中で裏が白いものは適当な大きさに切ればクリップでとめてメモ帳として使えます。
大きな広告はゴミ箱に
広告の中でも両面印刷で大きいものについては、左の画像のように紙のゴミ箱にすることが出来ます。 果物の皮などを入れておくのにちょうどよいので、重宝します。
折り紙感覚で作ろう
作り方は簡単で、折り紙感覚で作ることが出来ます。 詳しくはのせませんが、折り紙の本などをお読みになって作ってみてください。 楽しいですよ!



更新: 2001.11.27−>2002.3.19
最終更新:2002年3月19日

HOME

プライバシーポリシー