■キャスト■
←戦勝後大広間でヒルダ嬢の目当てが自分じゃなくてちょいと憮然とするロイ、面白そうに慰めるミッちゃん12日昼公演。
主人公ラインハルトを演じるは侍戦隊シンケンジャーのレッド、殿こと松坂桃李!! 殿が金髪の絶世美男子の天才役!!
シンケンジャーの方は私実際には観てないんですけど、ラインハルトはかなり子供っぽい内面部分を強調されておりました。(まあ実際二十歳の小僧なんてこんなもんかもね、と今となってはそうも思う)なんかもうかわゆす。生意気な金髪の孺子(こぞう)っぷり、でも滑舌も表情もよくて充分見応えありました。舞台の主役として演技力! といえるほどかというとまだまだとは思うんですけど全然いいよね。前から見てもいいけど、後ろ姿のシルエットがもうアニメのまんま!
イメージ的に! イケメン達の中で一番あってたのはキルヒアイス! かな私は! アニメの広中さんの声を思わせる穏やかな声、演技、表情や顔立ちも! パンフの写真なんかもう神! 神写真!
それだけに殿…いやラインハルトより背が小さいのがもったいなかった(;´Д`) 赤毛ののっぽさん…あと20センチ盛ってください。
20センチ盛ってほしいのは他にもいるぞ! ロイエンタールだ! 周りを殿や友一(ビッテンフェルト)みたいな背の高いイケメンで囲まれると、いかに存在感のあるリーダー(東山義久)でも、その背の低さがごまかしきれん!
帝国双璧に雅とリーダーと聞いた時は、鈍器で後頭部殴られたような衝撃だったが、小柄で剽悍、体操選手のように引き締まった、公明正大な…という、文字で描かれるミッターマイヤー像は、実は雅に割りと近いものがある。リーダーも身長のことがあるとはいえ、ロイエンタールという特異な存在感は、あれくらい濃いキャストのほうが面白いかもしれない。結構好きだよリーダーのロイエンタール。顔がえろい。どえむのくせに。イメージぴったりとは思わないが、ああいうのもアリだと思う!
そしてオーベルシュタインはカコヨス…。姿も演技もカコヨスギル…往年の音楽ユニット、accessのヒロ! かっこよくてどうする。
アンネローゼ姉様や皇帝陛下、門閥貴族サイドは随分達者な役者がそろってて、なんか若手イケメン特撮あんどテニミュ! というラインハルト陣営と、元四季元宝塚がっつり俳優! の門閥貴族陣営、てのは、若い力で改革を、という物語そのものにも重なる。まあ物語と違い、貴族側の確かすぎる演技力のおかげで、作品に厚みが出てるのですけど。ブラウンシュバイク公かわゆすー! それに若手イケメンといっても中々実力のある人たちばかりです。
特別出演の堀川りょうさんは、勿論アニメ版のラインハルト役声優さんです。言われないとわかんないくらいのすげえ初老演技っぷりでしたけど。
音楽どうするのかなーと思ってたけど、アニメの方みたいに有名クラシック曲使ったりはなし。三枝成彰氏の重厚な音楽は素敵ですが。まあ艦隊戦にラヴェルのボレロとか卑怯だもんな(笑)。あんなんかっこいいに決まってる。振付はそういえば雅の師匠ナミ先生でした。
■内容■
ひとつの作品としてまとめるためにアプローチを色々少しずつ変えてあって、それはそれでいいと思った。良くするための改変だもの。でもまあ個人的にその中にケチつけるとすると。
ちょっ…とラインハルトの後半の苦悩が深すぎるかなと思うかなあ。ヴェスターラントの件に取り乱しすぎ。仕方なかったってことはないもん、オーベルシュタインも言ってたけど、仕方なかったんじゃなくてラインハルトが選択したんだもんあれは。
というか、ラインハルトは別に慈悲深い人じゃない。虐げられている民衆がいたとして、為政者としてより公正な施政が必要とは思うけど、弱者に対して、自分がしたように、「それが嫌なら自分でのしあがれ」と思う人だから、あんまり同情とかしないのな。だからこの件に関しても、己の正義の基準に反することを決めてしまった、という判断ミスへの後悔はしているけど、なんつーか、ああいう罪の意識はさほど持ってないんじゃないかなあと…。あと、万事に冷徹なラインハルトが取り乱すのは、キルヒアイスの件だけなんですよ。だからヴェスターラントの件では(内心ではどうあれ)あまり取り乱してほしくない。
クライマックスは、ちょいあっさり死にすぎかなあと思った…。捕虜の引見とかも少し長くてもいいんじゃね。いきなりアンスバッハバーン\(^o^)/オワタ
ってちょっと早い(笑)。
あっでもちゃんとオーベルシュタインがラインハルトをかばっててよかった! アニメでもそうなんだけど! ここ個人的に重要シーンなんで!
ヴェスターラントの件、キルヒアイスの件に対して、私を責めないのはご立派です、というオーベルシュタインの台詞は欲しかったかなあ。あとヒルダの入閣の理由を、漠然とした不安じゃなくて、オーベルシュタインへの牽制って部分をいれて欲しかったし、幕僚たちがともすればキルヒアイスよりオーベルシュタインを支持してるように見えるのもどうかと。双璧が「『あの』オーベルシュタイン」と憎々しく評価するようなシーンがあってもよかったなあ。「理屈にあわないからといって、今現在上手くいっているものを、変える必要はない」(キルヒアイスがNo.2の座にあることに対して)、って双璧たちは思ってるんだけどな。
時間的制約やストーリーの軸をぶれさせないために本当に必要なエピソードだけを厳選してるのはほんとよくわかるんだけど、やっぱり銀英伝の魅力の半分はその人間たちの描写だから、遊びの部分もやっぱり欲しかったです。皆で飲んでるシーンみたいなのもっと欲しかったし、双璧の出番なんかいくらあっても足りない気がした。欲しかった台詞もたくさんある。
■まとめ?■
原作ファンはそれぞれに譲れない線があって、私は許せても他の人には許せないこともきっと沢山あるだろう。普段舞台を観ない人には、もう双璧が踊る時点できっとだめだよね。原理主義と言うとあまりにも言葉が悪いけど、でも別のものになるのが嫌なら、小説だけ読んでればいいし、アニメ化だって批判はあったわけだし、そゆ意見は絶対でる。そうとわかっても個人個人に譲れない線もある。
けど会場や、マチソワ間の近所のお店で、原作小説を読んでる人を結構見掛けました。ファンの裾野を広げることを目的のひとつとしているように書いてあったけど、効果はあったようですね! 舞台を観て、楽しめたってことですよね。今になってあの名作のファンが増えるのはほんと嬉しいことです。
コミックス版もあれはあれで名作なので、小説読むのがしんどい人は、コミックス1巻だけでも読んだらだいぶ違う。(1読んだら続き読みたくなるだろうけど・笑)
■アフタートーク12日夜公演■
アフタートークショーの日にあわせていってきたのでそのレポも! 私が行ったのは雅・リーダー・ヒロ・崎本くんの日! 帝国幕僚トップ4! そして司会はなんと雅の先輩の創さん! おーけーおーけー!(笑) ちなみに創さんは皇帝の近衛兵のいつも下手側にいる人です。
座り位置は創さん、リーダー、ヒロ、崎本くん、雅。
創さん 「まずは自己紹介からお願いしまs」
崎本くん 「僕の名前はジークフリード・キルヒアイス!(・∀・) よろしくねっ(エア握手)」
雅 「(大声)ウォルフガング・ミッターマイヤー役をやらせていただきました中河内雅貴ですッッ!!(`□´)」
創さん 「…一応役の感じで自己紹介してからっていうことになってたんですが今のh」
雅 「(大声)別のキャラですッッ!!(`□´)」
何キャラ?!(笑) はじめまして!
|