ロックミュージカル・BLEACH DX
THE ALL / THE LIVE CODE 002

2008年03月 東京公演

前書きTHE ALLLIVE・前/LIVE・後

 

 そしてむくっと起きあがって隊員たち。

 隊員 「♪誰か教えてくれ 俺達は一体 何回 死ぬんだろう」

 それにしても東仙隊長はひどい。ていうか市丸隊長は何しにきたんだ。集英社からクレームがこなきゃいいけど…とわさわさやってると、いつからか、ちんまりそこに座ってる花太郎。なんと『ザッツ漢』のあとからずっとここにいたんです(笑)。

 花太郎 「実はですね! 僕のために新曲を作ってもらっちゃったんですよ!」

 なんだとおー! と怒り出す隊員たちに取り囲まれてうりうりやられてしまう花太郎…そこに卯ノ花隊長!

 卯ノ花 「楽しそうなのはいいのですが、その手はなんですか?」

 にっこり。いやいやいや! ただ遊んでただけですよなああ!! あたふた。
 それに新曲は山田七席のためではなく四番隊のための曲です。というところで何故か夜一さんと砕蜂登場、この曲の振付はわしがもう考えている! と、隊員たちを使って客席にご教授。ではこのペンライトを構えて…と、客席に説明。
 夜公演のときは、…誰だったかな、隊員の…誰か忘れたんですけど。説明しようとし始めると。

 隊員 「ではこのオレンジのペンライトを右手に持って…、 なぜ俺は両手に持っているんだ?

 本人にわからんものが俺らにわかるか!(笑)
 誰の? 誰のだ?? とわたわたっとするとどうも学さんが持ってない?!(笑)慌てて渡す。なんてことも。
 そして隊長格が2、3人ここでゲストとして呼ばれる、これは日替わりだったようです。昼の回は。

 夜一 「この曲に一番似合わない3人でも呼んでみるか。乱菊! 更木! 斑目!


 似合わんな〜(笑)。

 剣八 「…おう、松本。…それ(胸元)大丈夫なのか(笑)」
 乱菊 「ポロリも辞さぬ覚悟でございます!」
 一角 「ポロリも辞さぬ覚悟だぜ!」


 なにをだ!

 夜公演では。

 夜一 「珍しい組み合わせの二人を呼んでみるか…阿散井! …藍染!

 ええええええ?!!(笑)

 そ、それは…なんとも接点のない…と思いきや、おや、藍染はペンライトを持っていません。

 藍染 「阿散井くん。ペンライトを置いて下がりたまえ」

 (笑)

 お前はなにをえらそうに(笑)。

 恋次 「…断る!」
 藍染 「なに?」
 恋次 「断ると言ったんです、藍染隊長」
 藍染 「なるほど、厭だと言うなら仕方ない。腕ごと置いて下がりたまえ(腰に手をやる)」
 恋次 「…刀ないですよ?」

 …なので近付いてってペンライト奪おうとする藍染(笑)。いかんもう面白すぎる。
 持ってないのかとおもいきや懐に持っていた。じゃお前なんで奪おうとしたんだ(笑)。
 そして癒し系の曲を皆で歌って、全員がセンターの出口から引っ込んでいくのを隊員たちが見送る、という構成になってるのに、藍染、すたすたといつものように下手にハケていこうとして、慌てて恋次が止めました。

 恋次 「藍染隊長! …こちらからどうぞ」

 ちょっお前ほんまに自分の本来の出番以外適当すぎるで(笑)。前回のジャンケンで日直当たった時もさーその人の台詞きっかけで曲に入ることわかってなかったよね。明らかハケる場所間違えてしまった藍染でした。

 

 そして瀞霊廷通信から出張してきた教えて修兵先生のコーナー! 黒ぶち目がねの修兵先生登場! ファンの方からのお手紙。

 修兵 「ペンネーム『ヘタレ大好き』さんからのお手紙。…誰のことだ

 今までに1度しかやってない名曲を聞いてみたいです! との要望に答えて…まずは初演より日番谷の『君が見えない』をを懐かしい! その曲を盛り上げるように後ろでばったばったしゃきしゃき踊る隊員のみんな!

 日番谷 「邪魔するな(怒)」

 続いては血月より、『海燕の思い出』ルキアは白装束で登場です! 舞台の上には海燕も登場! と、海燕の自己紹介セリフに行こうとした途端、曲がぶった切られます(笑)。

 ルキア 「だって…このまま歌いつづけたら…海燕どのが…!」

 どぅわあああぁっっ! と泣いて去るルキアを呆然と見守る海燕、修兵、隊員(笑)。

 修兵 「…お久しぶりです、海燕副隊長。そして、…お疲れさまでした!!
 隊員 「お疲れ様でした!」
 海燕 「…。…おうっ!」


 引っ込む(笑)。
 そして次はルキアと白哉による初演の『掟 そして迷い』。処刑にあたってのルキアの迷いと、それを断じる白哉の歌、再炎バージョンでは白哉のパートだけがセリフになっていた失礼な曲です(笑)。私は結構好きなんだけど。兄様のあの地を這うような歌声が。
 そして兄様が登場するも、曲が始まらず、後ろであたふたする修兵と隊員たち。どうも、ルキアがいなくなってしまったので、…ですが曲を途中から出すことができないので、…朽木隊長、アカペラで歌ってもらっていいっすか。

 白哉 「仕方がない。我が妹の不始末だ」

 
♪ルキアーお前の〜処刑はぁぁぁぁ〜そうるーそさえてぃのぉぉー最終決定だぁああー!!♪

 見事に声を張って歌いきってくださいました、初演以来のあの歌を…。現れた藍染もうっかり敬服しちゃいます。そして藍染と白哉といえば、『コイン』ですね!

 夜公演の質問者は『ビバ! 九番隊』さん!

 修兵 「しょうがねえなあ…いっちょやってゃらる…すまん噛んだ(笑)。大事なところでよく噛むんだ…」

 と若干ヘコみながら隊員たちと九番隊の腕章を示して「ビバ! 九番隊!」とポーズ! よーしお前らいくぞ! と客席を煽るも。

 修兵 「いい歓声だが…阿散井のアドリブで疲れてるんじゃないか?(笑)」

 盛り上がってるかー! 後半もいくぜー! と気合いいれ直し。

 最後に。

 修兵 「以上、教えて修兵先生のコーナーでした。…皆、また会おう。…チャオ!」

 

 そして卯ノ花隊長率いる女性死神協会の会議が始まります。
 なんというか…それぞれにそれぞれが自分の欲望で議題をあげていってわさわさと(笑)。

 雛森 「あの…瀞霊廷内の男性死神全員に眼鏡の着用を禁止することはできますか…」

 ドン引き(笑)。

 乱菊 「そ、そうよね、皆コンタクトにすればいいのにね!」
 砕蜂 「それかいっそ全員黒ぶち眼鏡にするとかな!」


 雛森倒れた!(笑)

 卯ノ花 「仕方ないですね…雛森副隊長にももう少し強くなってもらわなくては。では彼女のためにも本日の議題は、『1人の自立した女性としての男性への正しい対処法』ということにいたしましょう」
 全員 「了解!」

 そして女性キャラ全員によるかわいいかわいい華やかな、それでいて勇ましいお歌です。もうかーわいー華やかー。字で書いてもなあ! うん。

 一護  「(こそっっ)夜一さん、もう終わったか?」
 ルキア 「なんだ一護、いつからそこにいたんだ」
 一護  「いや、声かけようとしたんだけど、なんかえっらい怖い状況だったんで


 (笑)
 この後、例の歌なもんで、俺達三人ヒマだなーと思ってさ、と言う一護に、言いにくそうにルキア。

 ルキア 「そのことなんだが…お前が助けてくれたおかげで、私も死神に戻れた。死神に戻れた以上、今回こそ歌わせてもらう!

 おおおおおおおお

 わあああああああ

 『もう一つの地上』、最後のバージョンです。かっこよすぎ。…目が2個じゃあ足りないよ…!! あと20個くらいいるよ…!! はわわわわわわ。わわ。
 関係性の変化の話を冒頭少ししましたが、例えばここの白哉は少し笑顔に見えますし。イヅルとギンはどうかなあ。イヅルは一人前な感じがするし、別れ際に視線を合わせて、外すのがギンは結構早かったような気がする。イヅル自身が成長しつつあることもあって、もうギンの興味もイヅルにはない…自分が気にかけてやらなきゃいけない相手でもなくなった(成長したから)、みたいにも、見えるかな。そうそう、「♪悪ふざけしてしまいそうや」では客席への階段を一歩降りてみせて客席をきゃーっと言わせるおふざけを。
 五番隊は。前回はちらりともお互いを見ない二人でしたが、今回は見ます。けれど、相手が自分を見ていない時だけです。雛森が藍染を見て歌いだすとき藍染はそっぽを向いていて、次に藍染がそちらを見ればもう歌は仲間たちへの歌詞になっているから雛森ちゃんはイヅルや恋次を見てる。そうしているうちにまた藍染も視線を外してしまうのです。決定的な決別かもしんないですねー。
 ルキアのパートは終盤、卯ノ花&花太郎の後、乱菊の前。舞え、袖白雪! と朗々と歌い上げてくれます。もう一つの地上2008、豪華絢爛。そして最後のバージョンです。

 この曲の間はおいてけぼりの一護、ながーいっ! いくらなんでも長すぎるだろー! っと。

 一護 「こうなったら、俺のほうは新曲で勝負だっ! いくぜ!」

 きゃーなんだけど、夜公演はやっぱり…やっぱり最後の『もう一つの地上』の余韻が残ってしまってて、伊阪くんにもっかい「…新曲いくぜっ?!」と言わせてしまいました(笑)。ごめーん(笑)。スピーディーな隊員たちのダンスを従えて、ひらりと黒い衣装の裾を翻す様もかっこいい! 『Where is my body』かな、タイトルは? かっこいいんだよ! 二度と聞けない曲だってのがもったいないくらい。イメージとしてはルキアの『Song for you』に似た、対になるような雰囲気の曲です。結構スキスキ。こういうちょっと一昔前のアイドルのようなロックのような曲(笑)。

 そして、一護から、最後の一言。今日まで歌って踊って戦って、色々あったけど、最後にはやっぱり、この一言。

 一護 「みんな、ありがとう。…おかげで、やっと雨はやみそうだ」

 そして『No Clouds in the Blue Heavens』。青空の中、歌う一護にルキアが和して、全員が刀を置きます。戦いの終わり、ですね。
 戦い終わったと思いきや、ここからなんとテーマ曲メドレーなのです! 超絶燃ゑる。『No Clouds』のオープニングのあの曲…ていうか今DVDもなんも手元にないから曲名もわからん。曲名なんだっけ(笑)。♪揺ーれーるソウルソサエティー、ってやつな。そして『The Dark of The Bleeding Moon』そして全てのはじまり、『BLEACH』! 客席へ突入!

 

 最後にいつも深く深くお辞儀をする伊阪くんが印象的でした。

 アンコールは『変わらない気持ち』ここで剣八が壊れた(笑)。皆手拍子してるのに好きな感じでうりうり踊って、「♪僕はただ抱き締めよう」って歌詞で自分の身体を抱きしめてみたり、そのうち『ザッツ漢』のときみたいに見得切りながらくるくる回りだしたり! あああもう可愛い可愛い剣八かわいいよ…。

 夜公演ではギンがステージ真ん中あたりの段に腰をおろしちゃってたら、おやや、藍染が! 隣に座ってきゃああー! です。つっかけんごたん前に藍染人気ない五番隊人気ないつって悔しがってたけど少なくともブリミュ世界の藍染はもうきゃーきゃーですよ。役者がキャラの人気をあげたよ多分。
 その歓声を聞きつけたか要もその隣に座りました! そうしたら、舞台の逆側で、恋次が乱菊を促して同じ段の上に座らせました。ちょうど舞台真ん中数メートル隔ててあっちにギン、こっちに乱菊ってかんじに!
 しばらくして気付いて、ギンが立ち上がり…乱菊の隣に! わほー!

 しかしノリノリの剣八に対して階段に腰を下ろしたギンがおとなしいなーと思ったら(笑)、次はこの曲なのでした! 『ハレルヤ・グッバイ』
 セイハレルヤ?! ハレルーヤ! っとみんなが言って、ギンがおーきく腕でまる! って。
 「♪金は天下の回りもの」卯の花隊長と修兵が人文字で「金」ってやったり、「♪果報は寝て待て 食って待て」一角が投げたなにかを砕蜂がぱくー! ってやったり(笑)。あとはギンが舞台の前を通り抜ける時の振りが「カタルシス〜」の時の振りだった! きゃー!

 

 最後のその日は。

 再びただ1人登場した伊阪くんに、一護ー! っと声がかかります。2本だて、大変だったけど、その分楽しさも2倍だったと。メンバーの皆と、熱い時間を過ごすのは、俺にとってすごい大切な時だった、と、語る途中で不意に声が途切れ、客席からまた一護を呼ぶ、声がします。笑顔で。この作品が始まってから、学校の友達のようだったキャストたちが、今ではかけがえのない仲間になったと。
 それから、『No Clouds』の最後に言っていたあの言葉をもう一回。

 伊阪くん 「この先ロックミュージカルBLEACHがどうなるかわかんないけど。…ほんとにどうなるかわかんなくて(笑)」

 終わらないで、と、客席から声がかかります。みんながみんなが本当に楽しんだこの時間に、終わってほしくないという気持ち。

 伊阪くん 「…また、いつか。…もし帰ってくることができたら、その時はどうかあったかく迎えてやってください!」

 それから笑って大声で、あー! 挨拶うまくいかなかった―――!!! なんて言う伊阪くん。

 伊阪くん 「でも、本当に、楽しかった3年間、今までどうもありがとうございました! 最後にもう1曲歌わせてください。感謝の気持ちを込めて! 『The other side of a limit』!」

 青空を背景に1人歌う伊阪くん。そして、キャスト全員が、客席扉より現れました。舞台の上にたった1人立つ伊阪くんを、キャスト全員と、観客全員が、見つめていました。客席から舞台へと歩くキャスト。客席へと降りる伊阪くん。上手から降り、中ほどの通路を進んで、通路すぐの席に座っていた一人に歩み寄って、その人を立たせて手を引っ張りました。そのまま、ステージへ! 誰かはわからないけど、きっとあの人だろうと、皆がわっと声をあげました。

 伊阪くん 「BLEACH原作者、久保帯人!」

 久保先生を真ん中に、最後の挨拶です。
 
 伊阪くん 「みんな、いままでずっと応援してくれて、本当にありがとうございました! ばいばい!」

 ちょっと照れくさそうなTAITOの背中を押しながら、袖にハケていく伊阪くん。みんなの、ありがとう、の声が、たくさん聞こえました。

 終演しても、拍手は終わりませんでした。私も、もう一回登場してほしいとかいうよりも、そじゃなくて、ただこの場を去りがたくて、少しでも伊坂くんたちに届けたくて、拍手を続けてました。なににか涙が出た。なんだったのかは未だによくわからないけど、最後の最後に、もう一度。伊阪くんが現れると、きゃあっという歓声があがりました。

 伊阪くん 「みんな、ほんとにありがとう。久保先生と一緒に舞台に立つことができて、ほんとに嬉しかったです!
 そして、大好きなメンバーと、ここにいるみんなと、出会えたことが、すっごい大切な俺の宝物です! みなさん今までありがとうございました!

 
またね! ばいばい!


 またね、だって。

 なんてこと言っちゃうんだよー!(笑)そんな、そんなの、最後の決意秘めてこっちゃここに来てんのに、そんな、そんなこと言われたら夢見ちゃうかもしれないじゃないか。

 夢を見て、いいのでしょうか。

 また、どこかでねって。

 

  すっかり時間を置いてしまいました。文章の大部分は、ライブのその日に帰りのバスの中で書いたものですから、その日その時の気持ちは大部分残っているんですが、やっぱり間を空けすぎたなあと自分でも思ってます反省。
 それにしてもまたねって。伊阪くんたら。伊阪くんのブログとか可愛すぎてこまる。彼の文章おもしろいなあ。なんてことないんだけど。

 作品の主人公を誰にするかでその作品やシリーズが成功するかの何パーセントかは決まる気がする。技術とかじゃなくて、人間そのもののはなし。

 伊阪くんというひとそのものが、ロックミュージカルBLEACHが、成功した大きな要素だと確信もってる。

 ものがたりの主人公は、こういう人でないとね。なんて、つらつら思いながらレポを終えます。楽しかったブリミュ。たのしかったです。

 またどこかで? そんなことがあるかしら。わからないけど、その時は。またいっしょに盛りあがろうねと、あの日あそこにいた全員に思ったりする次第です。

 

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