ミュージカル・テニスの王子様
in winter 2004-2005 side不動峰 special match

2005年1月 東京公演

前書きキャスト1幕・前ボーリング/1幕・後/2幕・前2幕・後カーテンコールコメント
千秋楽・前千秋楽・後卒業式・前卒業式・後大ホールラストおまけ・1おまけ・2

 

 一転して、越前家のテニスコート。
 南次郎の放つショットに、手も足もでない柳リョーマ。ついにラケットを落とし、膝をつきます。
 くわえ煙草のまま、睥睨する南次郎。


 南次郎 「お前もう諦めんのか? 負けたか?」

 ひれ伏すように膝をつきつつも、リョーマ――柳は、南次郎――上島さんを睨み、前に向かって言い放ちます。

 リョマ 「俺は負けない。絶対に負けない。
   ――俺は何があっても上にいくよ」


 ――柳の、リョーマのテーマソング、「I'M ALWAYS WINNER」です。


 リョマ 「♪言葉にならない雄叫びを
  ボールに託してSMASH & RECEIVE
  ムカつく相手に目で合図
  悪いな 今日も勝たせてもらうぜ
   YES, I'M ALWAYS WINNER」


 迎えに来た桃ちゃんに南次郎が、お前の半端なリーゼントに見覚えがあるな、などという場面も。そうそう、初演で青学に偵察に来たっけ南パパ(笑)。そん時に会ってます。あ?! あの時の?! と桃ちゃんは一瞬思い出しかけて、いや?違うな、と(笑)。その桃ちゃんのチャリの後ろに跨って、地区予選へ出発! 

 対戦相手は、メンバーも入れ替えた、新生・不動峰。新・橘さんのYOHくんと、いい試合をしよう、と握手をかわす手塚。
 そして立ち去ろうとする伊武を桃城が呼びとめます。

 桃城 「(右手を差し出し)いい試合をしよう」
 伊武 「(前髪を見て)門松みたいな頭…

 桃城 「…縁起いいじゃねえかよ!」(笑)


 青学レギュラー集合、不二のソロから始まる「VICTORY」にあわせてオーダーの発表です。


 シングルスの下級生3人が、次、次は俺! 俺!! って感じに競って手塚のところにわらわら寄っていくとこが可愛い(笑)。


 リョマ 「♪この手のひらで握るのは 俺の武器ラケットのグリップ」

 全員 「♪あの敵越しに浮かぶのは 燦然と輝くヴィクトリー」

 永やん、なんで最近集合して決めポーズのとき、こう、あらよっと!って感じのポーズなんだろう(笑)。かわいいけどさ。

 そして、河村と不二、石田と桜井のダブルス2が始まります。
 ちなみにここらへんはずっと柳リョーマです。柳リョーマ、ベンチに座ってるときの、だっら〜……って感じの座り方がやる気ナッシングで可愛いです。

 

 この公演1幕の、いや、全編通しての、最高のシーンのひとつに上げられるのではないだろうか、このタカ不二のダブルスの決着は。ひとえに阿部さんの演技と、前回戦いをともに出来なかったkime不二、阿部タカの、1年を経た想いの結晶。

 石田の波動球を返し、後輩たちに気丈にまかせとけ!と腕を振り上げるタカさんの、壊れた右手。

 不二 「僕を……かばったんだね」


 永やんの不二は、あえてぐっとタカさんの腕を掴み、毅然と言い放つのですが、kime不二はそっと手を取り、柔らかく言います。
 審判に棄権を宣言する不二に、食ってかかるタカさん。

 河村 「おい何言ってんだ、まだやれる! この試合がどれだけ重要か、不二だってわかってるだろ?!」


 阿部さんのセリフの中に、1年前に、戦いを棄権せざるを得なかった柳のこと、大事な戦いから戦線離脱せざるを得ない河村の無念の全てが感じられて、涙が出ました。食い下がるタカさんに、でも、大丈夫だから。そう言って、支える仲間を示す不二です。

 河村 「……ごめん」

 その想いを背負って立ちあがる、ダブルス1、菊丸。見つめる大石。菊丸の、真剣な表情。戦線離脱した仲間の思いを背負う、かっこいい先輩の、男の顔です。

 1年前に流れた、tutiと永やんの「ゴールデン・ペア」を。ドリームライブでもあることはあったのですが(私は観れなかったので・笑)、不動峰の舞台の上で、ようやく披露です。最後、卒業の前に、ここに辿りついたというか、ようやく戻ってきたというか。

 黄金 「♪お前と俺とはゴールデンペア
  以心伝心サイキック
  強敵ほど決めるぜ 悪条件ほど魅せるぜ
  さりげないほど パーフェクト」



 もうまさに、黄金ペアの名にふさわしい二人です。素晴らしい信頼、自由に動いて大石に委ねきっている菊丸、一瞬たりとも菊丸から目を離さずフォローしつづける大石。ちょっと、これを超えるコンビネーションというのは、思いつかないな。

 

 青学勝利に腐る不動峰の部員に、初演の菅原キャプから引き継いだ橘役を背負うYOHくんが飛ばす激。


 橘 「新たに立ち上げた、俺達による、俺達のためのテニス部だろう!」

 はい! と一致団結、新生不動峰による「真剣勝負とはそういうこと」。相変わらず、もう、鳥肌立つほど素晴らしいシーンです。大っ好きだ。

 新・神尾のフッキー(藤原くん)、高音のソロに苦労しながらも、必死の演技。

 打ちひしがれて地面をかきむしり、前に出てパンチ、キック! 手に汗握る名シーンを、もう一度見られました。

 初演不動峰、ライブ、今回と、一年越しでテニミュを支えてきてくれたコニタン。こんなに長いお付き合いをしてくれるとは思ってもみませんでした。今回はカーテンコールで峰の最後に登場するのは橘さんではなく伊武なんですね。今回のチームの柱ですもんね。(千秋楽2公演では、橘さんになっていました)コニタンの伊武らしいとこは、いっぱいあるけど、全員でアンサンブルってときでも大口開けて歌ったりしないとことか! 伊武だもん!って感じ。

 マモさんとしゅんりーと合わせて三人、相変わらずアドリブも歌もダンスもお芝居も上手くて、彼ら3人がいればほんと舞台が安心してみてられる。


 真正面を見据えて。

 伊武 「見てろよ、青学…」


 のセリフで、前半の幕が降りました。

 やべ、なんかシリアスすぎてギャグ挟む余地もないよ、俺(笑)。

 

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