ミュージカル・テニスの王子様
in winter 2004-2005 side不動峰 special match

2005年1月 東京公演

前書きキャスト1幕・前ボーリング1幕・後2幕・前2幕・後カーテンコールコメント
千秋楽・前/千秋楽・後/卒業式・前卒業式・後大ホールラストおまけ・1おまけ・2

 

 もーうダメです涙止まりません。大ホールも嗚咽が漏れ聞こえる中、流れてくるしっとりしたイントロ。終わるのがやなわけじゃないんだけど。悲しいから泣くんじゃないんだけど。

 だって彼らが泣くから。その顔みたら、こっちも涙止まりません。


 いつものように、阿部さんと永やん。前回の不動峰、タカ不二だったこの二人は、キャスティングのすれ違いで、その時点ではそんなに仲が良かったわけでもなかったということで、苦労したんだと思います。でもなんか振り返ってみれば、阿部さんと永やんって割といつもやりとりがあるの。だからがしっと肩組んで、涙を堪えて、堪えきれなくて、それでも笑顔で。


 乾と海堂、前ラクの時には笑顔で、二人拳を突き合わせていました。


 千秋楽はもう我慢できず、二人で涙流しながらぎゅっと抱き合って。よくここまで我慢したねっ!みたいな感じです。


 桃城と大石、そして手塚と不二。かたく握手をかわします。


 卒業メンバー全員が舞台の端から見上げます。そこにいるのは青学の柱を背負う男。1年間を戦って戦ってここまで戻ってきた男。なんて長い一年。そしてこれから。


 必死の眼差しがスクリーンに映し出されます。涙を、堪えます。

 お前は青学の柱になれる男――。

 そう歌いながら、全員が、柳リョーマを囲んで、静かに、――暗転。

 

 カーテンコールが終わり、「You got game?」。テニミュの舞台で聞く、最後の「You got game?」です。二度とここでは歌われることがない。私にひとつ心残りがあるとすれば、ライブを観にいっていないので、「Make You Free」をナマでは聞きのがしていること、ですね。

 テニミュを観るまでこの歌こんないい歌だって知らなかった、と前に書きましたが、ここに至ってほんとにこの歌って! すごい。卒業と、あと、柳のことと。全部内包してるみたい。


 始まりは終わりから始まるという寂寥。繰りかえす笑顔と涙。どこへでもはばたける。何度でもはばたける。あとどれくらい眠ればひとりで強くなれるだろう? 声が届かなくても。


 そして――例え遠く離れていても。

 みんな同じ空の下、いるから。

 

 前ラク。
 涙を浮かべるメンバーもいつつ、それでもまだ笑顔だったこの午前の回。柳もしっかり可愛い笑顔でした!

 Wリョーマが現れ、くるんと外側の手で客席を指差し、内側の手で真正面を指してこくんと首傾げ。何っ回見ても可愛らしさにキャーキャー言ってしまうこの部分が終わって――二人が顔を見合わせてハイタッチ!の時に、振り返ると、先に泣いてしまっていたのはゆーやんの方でした。すっごい意外でした。
 泣くとしたら柳だと思ってた。その時にゆーやんの泣き顔に気付いてびっくりしたような柳、抱きつくゆーやんを笑ってぎゅっとしてあげて、そのうちに柳もつられて泣いてしまうのでした。

 もう…可愛いとか、そんなレベルじゃなくて。もうもう、言葉もないです。観客にみんなで手を振りながら舞台をあちこちと動くメンバー、ゆーやんはうつむいて、号泣でした。

 あとたった二回だけとなったこの歌を懸命に歌うkimeちゃん、終わり際の「青い空はここにある」は、こらえたけれども、掠れて。それを支えるように、みんなで「いつでも」と歌い、最後に「ありがとー!」と叫びました。


 千秋楽。
 もうここまできたら涙を隠す必要なんかなくて、キャストも観客も皆で大泣き。タカさんは踊りの中で寿司を握る真似するんだけどその寿司客席に投げてました(笑)!

 最後のダンスを踊る永やんとtuti、すれ違いざまに手を握ったままのアクロバット! 君らはほんまにゴールデンペアで、困っちゃうよ!


 3人組。
 いつものようにkimeちゃんの肩にきゅっ!となつく豊永くん。ハイタッチの堀田くん。石橋くんが涙を堪えきれずにkimeちゃんと抱き合った。

 そして不動峰!

 ありがとうという言葉では足りないくらいの感謝をしたい、「愛すべきライバル」。
 一分一秒が大切だったというYOHくん、後半泣きっぱなしだったというフッキー。この公演をとても大事なものとしてくれてるのが嬉しい。そしてコニタン、まもさん、しゅんりー。っていうか、なんでたかが観客の私なんかがそんなことにありがとうだの嬉しいだのと(笑)。そんな筋合いじゃないよね、わかってます。…でもなんかそんな気持ちにさせられるじゃんよ〜(笑)。


 最後の間奏のダンスを踊り終え、客席に手を振るのもこれが最後。
 ゆーやんは、号泣しながら、先輩たちに囲まれて、舞台を端から端まで走ります。そして最後のワンフレーズ。


 僕ら 何度でもはばたける 青い空はここにある いつでも。


 kimeちゃんを中心にして、全員で、歌いました。

 

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