ミュージカル・テニスの王子様
in winter 2004-2005 side不動峰 special match

2005年1月 東京公演

前書きキャスト1幕・前ボーリング1幕・後2幕・前2幕・後カーテンコールコメント
千秋楽・前千秋楽・後/卒業式・前/卒業式・後大ホールラストおまけ・1おまけ・2

 



You got game? どんな スピードの中も 時間(とき)は変わらないリズムを刻んで 

Drive my heart! 例え 遠く離れていても みんな同じ空の下 いるから 


 ありがとうございます!の声と共に登場したのは上島さん。辛い身体を押して頑張ってくれた柳を迎えて公演ができ、やり残した事はないと、卒業メンバーを呼びます。

 上島さん 「メンバーも皆さんに対する感謝の気持ちで一杯なので、青学レギュラー陣のご挨拶を卒業式にしたいと思います。集合!」

 の声に現れたレギュラー陣、イエー!と声を上げて手を振ります。一人一人の手には、バラの花が! そして、上島さんの手には!!

 上島さん 「…卒業証書

 栄治さん 「おおっ?」
 tuti    「キツ〜(笑)」


 お互い、相手にはナイショで用意してたというバラと証書に驚きつつ(笑)卒業式が始まります。
 細かなやりとりや正確なコメントは、是非ともDVDを。そして公式サイトの各コメントをご覧ください。

 


 Ah 目を閉じて 指先で透き通る風 感じて 

 Oh 誰も皆 カタチなき想いのうたを 抱えてる 

■郷本直也/海堂薫 

 上島さん 「郷本直也君! 君はほんとに稽古場に入った瞬間から今の今まで本物の海堂薫であり続けました。この根性を生かして必ずがんばってください。ありがとう、お疲れ様でした」

 一人一人の名を呼んでの卒業式、トップバッターは直也。上島さんからの思わぬプレゼントに、すっかり泣き崩れる直也、バラの花を手渡し、かたく握手をして。


 直也 「えー海堂薫役を演じました郷本直也です。えー。もう一杯考えた言葉が…まとめようがなかったので(笑)」

 涙に声をつまらせながら、言葉を紡ぎます。

 直也 「そうですね。…この…テニスの王子様っていうアニメ、そしてミュージカルに出会えて、ほんっとに今までこの24年間で最高の青春を過ごせたと思います。

 …えっと…海堂薫を、えっと、本当に普段は、ナヨナヨしてて(笑)、あんま根性ない奴なんですけど、この一年8ヶ月演じさせてもらってほんとに幸せでした。そして、このメンバー達、そして皆さんに出会えたこと、一生忘れません。

 このバンダナは次の海堂薫役の鯨井君に渡したいと思います。是非、ミュージカルテニスの王子様をこれからも応援してください。個人個人みんな頑張っていくんで、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」

 


 始まりは終わりから 繰り返す笑顔と涙 

今 ここで 飛び出そう この瞬間 永遠(とわ)になる 

■森山栄治/桃城武 

 並んでいた順番はいつもながらのバラバラだったので、直也の横にいた阿部さん(だったかな?)が前に出ようとしたら、

 上島さん 「森山栄治!

 阿部 「そうなんだ?!(笑)」


 パンフとかのキャストの順番でと決まっていたらしく、呼ばれたのは栄治さんでした。

 上島さん 「えー貴方の明るい性格とパワーは、テニミュをほんとに楽しいミュージカルにしてくれました。えー中2をやりつづけるのは大変だったと思うけど(笑)、そのパワーと気持ちの良さで素晴らしい男らしい役者になってください。ご苦労様、ありがとう」

 卒業証書を受け取り、笑顔の栄治さんですが、目が泳いでいます。
 前を向いて、話し始めますが。

 栄治さん 「……えー。まあ、最後はね、僕は楽しく終わりたいんで……」

 と、言った声が震えて、止まってしまいます。我慢できずに、涙をこぼし、一言だけ。


 栄治さん 「…ありがとうございました!」


 割れんばかりの拍手、列に戻って、顔を伏せ、証書で顔を隠して、ついに後ろを向いてしまった栄治さんにまた拍手です。

 たくさん言いたいことはあったのに、色んなことで頭がいっぱいになって、最後のありがとうしか言えなかったと。ほんとは何を言いたかったのかは、公式サイトに書いてあるので見てくださいませ。

 


 You got game? うねる スピードの中で 胸は未来へのリズムを刻んで 

 You got game! 僕ら どこへでもはばたける 為の空はここにある 

■阿部よしつぐ/河村隆 

 そして屋台骨、阿部さん。じっと目を閉じて上島さんの紹介を聞き、前に出て、みんなを振り返る。

 阿部さん 「これ(バラの花)、上島さんに一言言ってから渡すって段取りだったけど、忘れてたね?(笑)」

 と直也と栄治さんにダメ出ししておいて、熱い演出家上島さんに、一言。

 阿部さん 「素人同然の僕達をここまでうまく、…見えてたかどうかはわかりませんが(笑)、うまく見せていただいて、ホントにありがとうございます。ささやかながら…(笑)」

 と、バラの花を渡し、向き直ります。ちゃんと大ホールにも挨拶をしてから。
 青学ジャージを見て、中学時代バレー部のキャプテンでセッターをやっていて、身長は伸びなかったけれどもジャンプ力がアップして、と話したところでふと

 阿部さん 「…バレー部の話なんか全然するつもりなかったのに(笑)」

 永やん  「ノープランナーです(笑)」


 ものすごいノープランナーっぷりを発揮しつつ、にょろにょろと色んな話をしてくれます(笑)。この辺の全っ然まとまってない話っぷりがまた可愛い感じなのでDVDで! DVDで是非! 今更なんだがこの阿部さんの、可愛い…というのとも違うな、ほんわかするとこがタカさんそのものだなあ!(>_<。)(。>_<)
 年下の座長、柳という存在に、ついていこうと思ったということ。自分の持つ舞台経験で、出きる限り彼を助けていこうと思ったこと。
 
 阿部さん 「で、去年のちょうど同じ時期に彼が事故にあった時に、彼(直也)とちょうど本屋さんで一緒にコーヒー飲みながら熱い話をしてたんです(笑)。その時に電話が鳴って、それでその時初めて聞いて、もう、その時に直也に話して、もうその時に、これは絶対にこの公演つぶしちゃいけない、もう、先が、柳がいない所がどうなるとかそんな事は考えていなかったんですけども、この公演は絶対に続けなきゃいけないと思いました。そして二人で喫茶店で抱き合いながら(笑)、すっごいおかしな人だったと思いますけれど(笑)。そしてほんとに、彼が戻ってきてくれて、再演が出来る事になりました。

 えー話が長くなって(笑)、まとまらなくなってきたので、
一からもっかい話し直そうかな(笑)。

 僕達1年8ヶ月、生活を共にしてきました(へんな笑いが会場から漏れる)。…それを一つ一つ話していくと、1年8ヶ月かかってしまいます(笑)。僕はあの最後ですけど気持ちを押さえて、まとめます(笑)。ほんとに、皆さんどうもありがとうございました、そして大ホールの皆さん、ありがとうございました」

 


 You got game? どんな スピードの中も 時間(とき)は変わらないリズムを刻んで 

 Drive my heart! 僕ら 何度でもはばたける 青い空はここにある いつでも 

■青山草太/乾貞治 

 地味目の乾貞治というキャラクターを君のセンスでカッコよくて面白いキャラにしてくれました、と上島さんから紹介。そして、もう泣きっ面も涙声も隠さないぼろぼろの草太。この←絵は、午前の部のときの、「乾でなくなると思ったら、冷静ではいられなくなって、…」というあたりで、声が途切れ途切れになって、視線を泳がせる草太さん。

 上島さんがこのテニスの王子様のミュージカルの中のキャラクターの演出で、乾に一番悩んでいたと聞き、そんな中、「僕を選んでくれて、ありがとうございました」とお辞儀。

 草太 「僕は泣きっ面なんで全然泣いてるのも恥かしくないんですけども(笑)、えー、1年8ヶ月たちました。このテニスの王子様が始まって。
 思えば、二年前、代々木公園で栄治さんとtutiが、イベントで、僕が路上指圧マッサージをして(爆笑)、そこにテニスの王子様の製作の方がきてて、僕はテニスの王子様のオーディションを受けることになりました。なので僕はテニスの王子様とは運命的な出会いだと自分の中では思っています。そして、海堂薫でオーディションを受け、乾貞治としてここに立っています(笑)。tutiも、海堂で受けたのに(笑)大石秀一郎でここに立っています」

 滝川 「ごめん、俺、乾」(爆笑)

 そうでしたそうでした(爆笑)。たしか自前のメガネ持っていったんだよね?(笑)この辺の、誰が誰のオーディション受けて、ってあたりはパンフとか、*pnish*のペーパーを見せてもらった中に色々書いてあったんで知ってはいたんですが、滝川さんが乾役だったと言うのは相当会場に衝撃を走らせていましたね(爆笑)!

 草太 「僕達青学メンバーそれぞれ卒業していきますが、別れではありません。なので、ここでは笑顔で!さよならを、言いたいと思います。

 ……。

 
……言いません!(笑・みんなに笑われる。総ツッコミ)

 だって言いたくなかったんだもんさよならって!(笑)」



 もうこれがまさに私や観客の心境そのものだったんじゃないでしょうか。

 


 Ah ひと粒の 夢の種 螺旋を描きこぼれ落ち 

Oh どれ位 眠れば ひとりで強くなれるだろう 

■永山たかし/菊丸英二 

 変幻自在、記憶に残る菊丸役だったと紹介され、ありがとうございました!と礼。ポケットの中から(なんでそこに入れるねん!(笑))くしゃくしゃになったバラを引っ張り出して上島さんに渡します。アホですか(爆笑)。
 オーディションを受けた時に全くアクロバットが出来なかった自分を上島マジックでそれっぽく見れるようになって、自分でも意欲的に取り組めるようになって、と上島さんにお礼。

 永山たかし26歳、けれどここでは15歳(笑)。このカンパニーにいると不思議と年齢を忘れるという永やん。

 永やん 「そういう気持ちになれるカンパニーというのは、勿論僕らキャスト、色んなスタッフの人がたくさんいて、このカンパニーというのは、ここにいるみんな、大ホールにいるみんな、外にいるみんな、で、これなかったみんな。台湾にいるあの人(笑)、ドイツ…あたりにいた、夏に声かけてくれたあの人(爆笑・誰だよ)。
 あの人ねーあの、ドイツだったかな、『すいません永山さん』って言われて、はいって僕が振り向いたら、『すいません間違えました』って(笑)。
 僕永山さんなんだけど(爆笑)。

 そんな思い出も、テニスの王子様という作品が世界的に広く認知されていると言う証拠です。

 でも永山たかしは世界的に認知されていませんでした(笑)。
残念!…無念、また来週!(笑)」

 最後まで面白い子だ…!!(笑)

 


 苦しみも悲しみも真実(ほんとう)の心の姿 

今 全て 受け止めて 明日を描く鮮やかに 

■不二周助/Kimeru 


 もうボロボロになってるkimeちゃんに、大丈夫かな?といいながら。

 上島さん 「君のテニミュに対する愛を、必ず僕らは受け継いでいこうと思います。ご苦労様、ありがとう」

 kimeちゃんはなんか後ろ手にバラをもってて、下の部分のアルミホイルがとれちゃってあわわってなってました(笑)。

 kime 「…上島先生、散々泣かされたので、泣かしたいと思いますけれども(笑)」

 一人一人の個性を分かった上でその上にキャラクターを乗せてくれた上島先生の演出に、ありがとうというkimeちゃんの方が泣いてしまうんですけどね(笑)。
 そして1年8ヶ月、すごく楽しかったと、kimeちゃん。

 kime 「ちょうど1年前、僕は越前リョーマをここ不動峰公演でやりました。最初柳の事故を聞いた時訳わかんなくて、すっごい泣いて、マネージャーと一緒に泣いたんですけど、…最初、越前リョーマをやれるかどうかもわかんなくて、でも柳のこと考えたら、不動峰公演がやれなかったと聞いて悔しがるよりも、このメンバーでキャラは違ってもやったほうがいいとみんなで話し合ってやりきりました。

 去年は1月の5日まで大阪でやったんですけども、そのときはまだ柳は寝てて、目が覚めてなくて、スクリーンで柳の顔を見るのが凄く辛くて、…でも柳の下にすごく越前リョーマとして立てたってすごく胸張って言えるし、そして1月6日に新大阪の駅で柳の目が覚めたって一報が届いて、周りの人関係なく、みんなで泣いて笑って、抱き合って、…その柳もこの舞台に立てるように戻ってきてくれて、まだ不完全かもしれないけどこれからリハビリやって凄く頑張って、この1年間柳は凄く辛かったと思うし、柳がどれだけプレッシャー抱えてリハビリがんばったかと思うと凄く辛くて、でも負けたくないと思って、今までやってきました。

 柳が帰ってくれたこの舞台に一緒に立つ事ができてほんとに嬉しく思います。そして、今までミュージカルテニスの王子様を愛していただき、応援して頂いて、ありがとうございました!」

 


 You got game? 声が 届かない場所でも 朝は新しい光を運んで 

You got game! 広い 世界でひとつだけの 花を咲かせるのは 僕ら 

■土屋裕一/大石秀一郎 

 ラケットを持ったこともなかったキャストたちに一から教えてくれて、ダブルスの試合の演出にも付き添って教えたナイスガイ、tutiを紹介。
 上島さんは言葉の少ない人で、わざわざ説明することとかないけど色んなところで助けられた、と。本当にこの作品で上島さんに指導を受けられた事が嬉しいと礼。
 正面に向き直ります。
 ←の絵は冒頭観客へのツッコミ。

 tuti 「……泣きすぎだから!

  オペラグラスで見すぎだから!(爆笑)
  大ホール、人多すぎだから!
  えーキッツいなーここで前に立ってしゃべんの!!! 奥の方で喋りたいなー。(笑)

  えー、エヘン、
ハーイtutiです! やーすごいね! ほんとに、幸せです。えー…。こんなに沢山の人に集まって頂いて、で、…泣いてくれて。…感無量です。えーこのヅラは、新キャストの」

 草太 「そのヅラがそのまま使えるの?(笑)」

 tuti  「新キャストのズッキーへ、無事届けたいと思います(笑)。

  新キャストね。どんな奴らなんだと思ってたんだけど、…いい奴なんだこれが!(笑)テニスはヘタクソだけど、応援してあげてください。ま、寂しくなったら、
…*pnish*においでよ(笑)」

 言いやがった! こいつ! という感じに総ツッコミを食らうtutiでした(笑)。

 


 You got game? どんな スピードの中も 時間(とき)は変わらないリズムを刻んで 

Drive my heart! 例え 遠く離れていても みんな同じ空の下 いるから 

■滝川英治/手塚国光 

 彼は一度卒業したんですけど、柳のために戻ってきてくれた、と上島さん。「貴方は本当に、誇り高い、正真正銘の手塚国光を演じてくれました」と紹介。誇り高い! だって!
 上島さんにコメントしようとすると、他のレギュラー陣が何故かみんな逆サイドに寄っていって、孤立させられるというイジメを受ける部長(笑)。手塚国光を作り上げられたのは本当に上島さんのおかげです、と礼。

 滝川 「ほんとにこれからですね、僕達は全く違うところで、別々のフィールドでシングルスの試合をしていくと思います。シングルスの試合ではありますけれども、みんな、ここ(胸)に絶対いると思います。ほんとにダブルス以上の力が発揮出きるんじゃないかって思います」

 キャストたちは、なに言ってんのこの人!もう部長!って顔で後ろで笑う。(笑)滝川さんが「なに、大丈夫?」って言って、お前がだよ!(笑)いやいや、逆にね、とツッコミあいながら。

 滝川 「自分の武器がこれからはラケットでなく、メガネでもなく(爆笑)、個々の個性になりますけど、もっと僕達は励んで、頑張っていきたいと思います。えー、また、僕達の新しい試合を是非見に来て下さい。僕達は絶対に負けません。皆さんがついていてくれると僕達は信じているので、絶対に負けません。

 …このテニスの王子様、ありがとうございました。本当に大好きでした」

 


You got game? うねる スピードの中で 胸は未来へのリズムを刻んで 

 You got game! 僕ら どこへでもはばたける 為の空はここにある 



 最後に、上島さんが、じゃあ、副部長、と。最後はいつも通りに彼が仕切ります。
 tutiが前に進み出て、ぐるっと客席を見渡し、にっと笑います。

 tuti 「…これ最後だねえ!(笑)

     みんな、今まで本当に!



 
全員 「ありがとうございました!」



 歓声、そして拍手。
 


You got game? どんな スピードの中も 時間(とき)は変わらないリズムを刻んで 

 Drive my heart! 僕ら 何度でもはばたける 青い空はここにある いつでも 

 

前書きキャスト1幕・前ボーリング1幕・後2幕・前2幕・後カーテンコールコメント
千秋楽・前千秋楽・後/卒業式・前/卒業式・後大ホールラストおまけ・1おまけ・2


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