一括処理の作成方法

 一括処理プログラムを作成する方法は次の2種類があります。

1.桐が標準で用意しているエディタ(桐の初期メニューから一括処理の「作成」を選択)を使用する。

2.日本語ワードプロセッサ(松や一太郎など)や市販のテキストエディター(Word PadやMIFESなど)を使用する。

一括処理は前述しましたように、プログラム言語そのものではありませんが、やはりアルゴリズムを理解しそれに基づいてフローチャートを作成すると、より複雑な一括処理プログラムを構築することが出来ます。ですが、ここではフローチャートなどは使用せず、初心者の方でもできるだけ簡単に、しかもすぐに理解できるようなものをと考えました。最初は履歴の一括処理から始めて、他の方が作られた一括処理プログラムを参考にしながら徐々に自分の方法というものを見つけていけばよいと私は考えます。急がず慌てずゆっくりとやっていきましょう。


一括処理コマンドの種類

1.実行制御   2.変数操作   3.画面     4.入力     5.ファイル操作 6.表属性
7.データ操作 8.集計 9.会話処理 10.印刷 11.グラフ 12.ネットワーク

また、1.〜12.のそれぞれの分類したものの中には以下のコマンドがあります。

1.【実行制御コマンド】

  終了・中止・名札・分岐・条件・繰り返し・繰り返し:条件・繰り返し:回数・繰り返し中止・ケース

  ケース中止・手続き実行・手続き終了・遅延・ブザー・トレース:開始・トレース:確認・注釈・*

  一括処理実行・利用者コード・コマンド・システム

2.【変数操作コマンド】

  変数宣言・変数削除・代入・変数書き出し・変数読み込み

3.【画面コマンド】

  表示制御・表示属性・画面表示・画面消去・メニュー・メニュー2・メニュー3・確認・値集合入力・表表示

  使用帳票:ファイル・使用帳票・帳票表示・図形表示・行表示・描画:点・描画:直線・描画:矩形・描画:円

  描画:円弧・描画基点・再描画・再描画定義

4.【入力コマンド】

  キー入力・文字入力・ファイル入力・機能キー入力

5.【ファイル操作コマンド】

  データパス名・図形パス名・表:ファイル名・終了:表・中止:表・表・編集表・結合・保存表名・書き出し:表

  書き出し:テキスト・書き出し:K3・書き出し:差込み・書き出し:転置・書き出し:枠組み・ディレクトリ削除

  ディレクトリ作成・ファイル複写・ファイル更新・ファイル削除・ファイル名変更・読み込み:表

  読み込み:テキスト・読み込み:K3・読み込み:差込み・表作成・ファイル入力・ファイル入力開始

  ファイル入力終了・ファイル変換:123・ファイル変換:SYLK・ファイル変換:固定長

6.【表属性コマンド】

  表題設定・属性自動設定・項目名変更・項目属性変更:追加・項目属性変更:挿入・項目属性変更:変更

  項目属性変更:削除・表示幅・表引き条件・表引条件削除

7.【データ操作コマンド】

  行追加・行挿入・行訂正・行削除・行削除:*・削除行・行復活・行復活:*・表整理・行番号・整列・整列解除

  索引削除・位置指定:行番号・位置指定:比較式・位置指定:条件名・位置指定:文書・検索:比較式

  検索:条件名・検索:重複行・検索条件登録・検索条件削除・選択:比較式・選択:条件名・選択:重複行

  選択:単一化・選択:行数・選択:文書・選択:補集合・選択解除・置換・併合:削除・併合:選択

  併合:挿入・併合:置換・併合:両方・グループ選択・グループ選択解除・グループ追加・グループ指定

  グループ指定:検索・グループ値訂正・行退避・行復活

8.【集計コマンド】

  項目集計・行集計・データ行・行集計解除・行集計条件削除・行集計条件登録・転置集計

9.【会話処理コマンド】

  表形式編集・帳票形式編集・行追加:表・行追加:帳票・行追加:会話・行挿入:会話・行挿入:表

  行挿入:帳票・行訂正:会話・行訂正:表・行訂正:帳票・行削除:指定行・行削除:範囲・行復活:指定行

  処理行指定・位置指定:会話・位置指定:表・位置指定:帳票・検索:会話・検索:表・検索:帳票・選択:会話

  選択:表・選択・帳票・選択:指定行・選択:範囲・選択:会話・置換:表・置換・帳票・グループ追加:帳票

  グループ値訂正:帳票・グループ指定:帳票・ファイル管理・変数管理・カソール移動方向・会話処理実行

10.【印刷コマンド】

  一覧表印刷・一覧表定義・一覧表削除・帳票印刷・印字開始・印字・印字終了・プリンタ

11.【グラフコマンド】

  グラフ定義・グラフ作成・グラフ削除

12.【ネットワークコマンド】

  受信制御・送信・送信会話


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