〜 一括処理の初心者の方のために 〜
【桐】では、「会話処理」で行っている一連の操作を、あらかじめ「一括処理」という一種のプログラムに登録しておき、自動的にコンピュータで処理を行うことができます。
【桐】のプログラムは、BASICやFORTRANなどのプログラム言語のように、複数のコマンドを組み合わせて一つの機能を実現するのではなく、一つのコマンド自身が関連した機能の実行・制御を管理するライブラリのようなものになっています。ですから、プログラムといっても簡単で、初心者にも”やさしい”ものであると思います。
ただ、一括処理を作成する際には、まずコマンド(一括処理コマンドという)の機能を理解し、どのようなときにどのようなコマンドを使えばよいかを知っておく必要があります。
そんなわけで、ここでは、よく使う一括処理コマンドと、それにともなうパラメータオプションについて解説いたします。初心者の方でも「よーし、いまやっている処理を一括処理で自動実行してみよう!!」とおもえるようなものになるよう、できるだけ簡単なところから詳しくご説明したいと思います。
1.一括処理の作成とコマンドの種類について
2種類の方法
2.一括処理初心者講座 (サンプルプログラムを使って...)
私は桐を愛する者の一人として、桐を使用しておられる方々のみならず、桐をご存知ない方々につきましても桐の素晴らしさをご紹介すると同時に、桐に出会えたことの喜びを少しでも分かち合いたいと考えて、このHPを作成致しました。
また、幸いにして当HPには【桐】の一括処理のSEプログラマーの方々をはじめ、私よりももっともっと『桐の一括処理』について深い知識をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
桐のWindows時代を迎え、新たな難問の頻出も必至であろうと思われますが、皆さんと共に力を結集して、乗り越えていければと思います。