■甲案採択「強硬案」

■日本側講和条件(甲案) 「強硬案」■
◇アメリカ合衆国は満州国を承認
◇アメリカ合衆国は、ウィーク島、グァム島、
 アリューシャン列島を日本へ割譲
◇フィリピンの国連委任と独立準備政府設立の承認
◇ハワイ諸島(含むミッドウェー諸島、ジョンストン島)の
 国連委任と独立準備政府設立の承認
◇日本の同占領地域からの全ての軍備の撤退
◇アメリカ合衆国は日本に戦費賠償金30億ドルの支払い
◇アメリカ合衆国の軍備縮小
◇日米間の通商条約の復活、一部改訂
◇アメリカ合衆国の関税障壁の改訂
◇アメリカ合衆国の通商条約の復活、一部改訂
◇アメリカ合衆国の移民法の一部改訂
(特定の国、民族への差別的制限、制裁の廃止)
◇捕虜の交換、資産凍結解除etc

 講和条件の中から、強硬な条件が日本政府から提示されました。
 そして日米政府は、双方の条件をたたき台として、交渉を重ね、比較的早期に講和条約の締結に持ち込もうとします。
 しかし、日本側から提示された条件は、アメリカ講和使節団としては到底承伏できかねる内容ばかりです。
 当然、日本講和使節団には、条件の緩和を求めた再提案を要求してきます。
 また、英国も要求があまりに過酷だと日本政府に「助言」してきます。
 このため日本代表団は本国政府にこの旨を伝え、事の是非を問いかけてきます。

 では、ここで再び選択をしてください。
 選択する事柄は、講和条件を緩和する事を「受け入れる」か「受け入れない」かのどちらかです。

●要求を受け入れる

●要求を受け入れない