さて、まあオチは分かっていると思いますが、クライシス小説にありがちな、大国の理論に従う限りにおいて、まさか使うまいと思われていた手を相手が行ってきた、という事です。
そして、自暴自棄な相手に対して受け身に回ったことで後手後手になり、しかもそのおかげで事態に深入りしなければならなくなった、と言う状況でもあります。しかもあの広大な中華大陸での大戦争を当事者の一人としてしなくてはならないのです。
一応この世界の日本は、年間国家予算約一兆ドル、国防予算1500億ドルというとんでもない大国(人口は二割増、国富は4割増、史実米国の60%ぐらいの国力・満州などをあわせると8割ぐらい(その分この世界の米国の力は史実の8割程度))に設定していますし、単なる戦争としてならなかなかに興味深いと思いますが、別段戦争や争いのみで覇権を拡大しようとしている訳ではないのですから、このような場所での泥沼の大戦争など百害あって一利なしです。
また、これだけ大量の国民を抱えた国同士の統合など物理的に無理&無茶だと思います。そのため、正規ルートの顛末も中途半端なものとなっている点ご了承ください。
あと、念のため追記しておくなら、大戦争をせずに宇宙に全ての努力を傾注するのがこの世界での日本帝国の大目的ですから、このようなところで道草を食っているわけにはいかないので、このまま別のルートや普通のエンディングにしてもよい所を「Bad
End」としました。
では、新たな地平線まであと僅かです。
もう少し頑張りましょう。
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