あとがきのようなもの3

 ハイ、何だかここにもグダグダした説明の比率が大かったですね〜。やっぱり陸戦主体だとヤル気が起きないんでしょうか(w

 アレ、向こうで違うそんな事はないという声が聞こえたような気がしますが、聞こえなかった事にしましょう☆

 さて、ここではこのような顛末としましたが、不満を持っている方も多いのではないでしょうか?
 確かにヨーロッパロシア全土を失ったロシア相手なら、欧州の過半を抱え込んだドイツは楽勝なのではと思われても不思議はないと思います。
 ただここでは、「出る杭は打たれる」という古今東西普遍の外交理論に従い、アメリカと日本(+イギリス)にロシアの強く後押させてみました。
 要するに太平洋という安全なルートを使って、世界の三分の二の文明世界からレンドリースを無尽蔵に受けている状態に近いワケです。
 そうなると、欧州の物資と生産施設しか使えないドイツが、ロシアの深部で勝利できるかと考えると、かなり微妙なのではと思います。
 何しろあそこは、な〜〜〜んにもない場所ですからね。ハッキリ言って近代戦争する場所じゃありませんよ。あんな所で本気で戦争できるのは、ロシアとアメリカぐらいのものでしょう。
 また、他でも書きましたが、日本の国力が英国並みかそれ以上にあり、世界がその日本と史実より少し弱いアメリカ、そして欧州で勝ち抜いたドイツ第三帝国という図式で存在する世界で、ドイツが単独で最終的に勝利できる可能性はかなり低いと想定できます。
 基本的に欧州世界全てに戦争を振りまいて、欧州世界の全ての負の遺産を背負い込んだ大陸国家に過ぎないドイツに、表面的平和の中での共存(競争状態)以外の選択肢を互いに妥協してしまった海洋国家群に突きつけることは、自らの破滅もしくはそれに近い状況しか呼び込まないでしょう。
 これは、史実のソ連がこれ以上ないぐらいお手本を示していると思います。

 なお、ここも私が見たい世界じゃありませんので、戦闘面は可能な限り控えさえていただき(そうでもなかったかも)、別の場所でも出す予定の兵器だけに重点を置く事に留めさせていただきました。
 それに、こんなミニマムな戦場どうでもいいですしね(笑)

 ではまた別の平行世界で会いましょう。

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