◆MH作成 ・作成方法◆
モーターヘッドは、キャラクターデータ欄に載っている既成の原作に登場したモーターヘッドのデータをそのままキャラクターシートに書き写して遊ぶこともできますが、それではやはり不満だ、自分だけのモーターヘッドに乗りたいという方もいるでしょう。そこで、このゲームではオリジナルMHの作成方法も掲載しています。
オリジナルMHの作成は全くのランダム表に従って作成するか、目的や騎士の地位などに則したモーターヘッドを作成するかの二通りの方法があります。お好きな作成方法で作成する事が可能です。
なおここでは、後に説明するMHマイトによるMH作成ルールとは異なります。もし、MHマイトとして作成するのならそちらのルールで作成する事もできます。
★ランダム作成チャート
これは完全なランダム表に従ってMHを作成します。ダイス目によっては素晴らしい作品が製造されるかもしれませんが、スクラップ当然のMHになるかもしれません。注意して下さい。
★作成チャート表(2D10で決定します。以下のように分類されています。2D10ダイスを振り、製造ランダム決定を行い総合能力値を決めます。)
製造 |
一流マイト特注品 二流マイト特注品 一流マイト量産品 二流マイト量産品 |
★タイプ別作成チャート(これはPCにあったオリジナルMHを製作するときの作成チャートです。)
タイプ | 機体例 |
二流量産品/中古クラス 一流量産品/量産クラス 二流特注品/並の旗機クラス 一流並/特注品クラス 一流特注品/高性能旗機クラス 参考 原作の主役メカ |
アパッチ、プルート、デボンシャ キラーラ、グリエースなど ベルリン、イザット、マグロウなど ヘルマイネ、ホーンドミラージュ、ブルーナイト、エレシスなど ザカー、クルマルス、フェイドラなど 3大MH、ミラージュマシンなど |
そして、これらの表で何を作るか決定すると次にその能力に応じた各数値の決定を決定していきます。
◇制御難易度の算出
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5〜9 10〜14 15〜19 20〜24 25〜29 30〜39 40〜49 50〜 |
3 4 5 6 7 8 9 |
◇総合能力値の割り振り
総合能力値を各4つの能力値に自由に割振ります。しかし一流マイト製なら制御難易度×2の値まで、二流マイト製なら制御難易度×1.5
(端数切上げ)の値までしか割振ることはできません。
しかしSENは特殊な場合を省き制御難易度−1までの値しか割り振れません。(例 テロルミラージュ)
◇SPE(スピード)
主にMHの機動性をあらわします。この数値が高いとより素早く、正確に行動できます。最低1を割振らなくてはなりません。また、移動力にも関係しており、もし0だと歩くことすらできません。
◇POW(パワー)
MHの力強さをあらわします。この数値が高いとより強いダメージを敵に与える事できます。最低1を割振らなくてはなりません。でないとおそらく何もできません。
◇BAL(バランス)
MHの機体の安定性をあわらわします。この数値が高いとより大きなベイルが装備できたり、安定を失いにくくなります。最低制御難易度分割振らなくてはなりません。でないと操縦にペナルティーが課せられます。(ペナルティーは1足りないごとに-1課せられます。)
◇SEN(センサー)
MHのセンサー能力をあらわします。この数値が高いとより遠く、正確に物事を察知できます。最低1を割振らなくてはなりません。でないと何も視えません。だいたい3から高くても5ぐらいが普通です。
◇ジェネレーター出力を決定
制御難易度とPOWを元にMHの心臓部であるイレーザーのパワー出力を決定します。
◇装甲強度と耐久力を決定します。
装甲は表面装甲の硬度をあらわす「装甲強度」と機体の外側を覆う「二次装甲」内側を覆う「一次装甲」に別れます。
各数値を算出した後、装甲強度、一次、二次装甲耐久力とも求めた数値を振り分けます。
頭部に10%、胴部25%、腕部、脚部それぞれ15%の割合(端数切捨て)で振り分け
残り5%と端数は自由に製作者の好む部位に振り分けます。
これで、ようやくオーダーメイドのMHの数値が完成する訳です。
後は、装備を整え名前などをつけて完成です。
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