■ シーン10「決戦? 最後の悪あがき?」 ■

GM  さて、調印の筈の会談は物別れに終わって、双方ごたついています。
しかし、シナリオはこの段階においても大規模な戦闘は発生していません。
アントン じゃあ、爺やと連絡とってテーラーを監視するとか・・・
GM  まあ、交渉ごとそのものの爾後処理はスムーズに進んだでいいです。
アスラ  ワシは、帝国側に副司令の事を洗いざらい情報流しておこう。
あとは、向こうで勝手にするだろ。
GM  わかりました。ただそれも証拠そのものを捜す所から始めないといけないので、しばらくかかるでしょうね。
アスラ  そうですな。それは仕方あるまい。まあ、しっかりしてくれればそれでいい。
GM  各種ルートからも、その件については確約を得れます。
アスラ  銭や銭(笑)
GM  要求するの? この場合は、両方の国からかな?
アスラ  いや、うそうそ。言わない(笑)
GM  さて、しばらくして事態は沈静化しました。副司令官の件については、帝国側の政治的解決を待つだけです。ただ、両国の関係となると、ネライス帝国としては国際的にも非を認める訳にはいかないので、下がるに下がれない状態です。しかも、穏健案の停戦条約は先だっての暗殺騒ぎで事実上流産してしまいました。恐らく両者共この条件を飲むことはないでしょう。
マヒェン まあ、当然だな。私は敵がボロを出すのを待つだけ。
GM  さて、ここで情報収集系か政治的なクラスで判定。
マヒェン じゃあ、代表で私が。やるときはやるよ・・・29。
GM  では、ネライス帝国側でカイン=ストレーガーが副司令官を更迭されたと言う極秘情報を入手します。さらに帝国本国は内政的に大混乱のようです。
マヒェン テーラーの裏の情報は?
GM  達成値が高かったので判定はいいでしょう。テーラーですが、出撃準備こそ整えていますが、後方から全く動いていません。そぶりすらないです。
アスラ  じゃ、会いに行くか。
マヒェン カインの私兵は? これも押さえられた?
GM  いえ、まだカイン自身が更迭、まあ逮捕されただけのようです。
そして、彼は恐らく帝都への召還で秘密裁判待ちとなるでしょうね。
マヒェン 悪役退場か・・・てことは姫と正面決戦?
GM  さあ、どうでしょうか? ではテーラーさんの方です。
アスラ  おぉ。取りあえず雇い主がいなくなったが、お主はどうすると聞きましょう。
GM  あなたが訪ねると、表面上のほほ〜んと過ごしていますね。で、その質問には、カインが死ぬまで契約は有効と返答があります。
アスラ  じゃあ、クバルカンとやるというのも変化なし?
GM  それに関しては、あちらさんしだい。それに基本的に個人的ライフワーク。
アスラ  まあ、仕方ないか。じゃあこの辺で取りあえず切り上げます。
マヒェン 口実作ってくれれば行きますよ(笑)
GM  では、ここで全員1回行動を許します。何もないなら、幕を進めます。
アスラ  敵の動きを探ろう。
GM  王女様の部隊現状維持です。今下手に動くと戦争再開なので慎重です。
マヒェン 帝国本土は?
GM  帝都は政治の季節にはいりゴタゴタしています。増援部隊も前線が動かない以上動けずです。
アントン ここで、クバルカンを呼んで一挙解決をしようとするとどうなのるのかな?
GM  停戦後に戦争を再開した側に、あまり正義はないぞ。多分。
まあ、客観的に見れば、もはやどっちもどっちだが。
マヒェン もうクバルカンは、国家間の問題の介入は難しいな。キーはテーラーとカインの動き。テーラーを誅するのならクバルカンの問題でいけるかな?
GM  さて、数日後カインさんが消息不明になりました。
アスラ  おぉ、最後の賭に動いたか。
GM  そして、時をほぼ同じくして帝国本土で待機していたカインの私兵集団が動き出しました。
マヒェン やっぱり。予想通り。
GM  そして、私兵と合流したと思われるカインは、部隊と共にこちらに急速に向かいつつあります。
マヒェン では、その情報を入手すると即座にクバルカン本国に打診。
これで、呼べる口実ができた(笑)
GM  分かりました。
アントン 王女様の部隊は、今止まっている後続部隊を待っているからですか?
GM  さあ、それは不明です。現在表面上沈黙。
さて、マヒェンさんの打診は、ただちに本国で承認されてテーラー傭兵隊の不義を誅すると言う表面上の目的で派兵が決定しました。到着はカインの部隊とほぼ同じと思っていいです。
それ以外に動く方? 役者が揃うまで一日ぐらいあります。
アスラ  じゃあ、テーラーに最後に会っておくかな?
GM  了解。ではあなたがテーラーの天幕に入ると、一枚の紙切れを燃やそうとしています。
アスラ  お、何や? あ、契約書だな。じゃあ鷹の目でチェキじゃ。
GM  テーラーはあなたが入ってきてこちらに興味を示しているのを確認すると、紙をピラピラさせて「ご覧になりますか?」と笑いながら問いかけます。
アスラ  お、見せてくれ。
GM  で、ものは契約書でなく命令書ですね。
マヒェン 侵攻を始めるから参加しろってやつか?
GM  事前の火急の事態に対する但し書きが書かれたものですね。で、テーラーさんは「動かなくては、いけなくなりました。」とニッコリ答えます。
マヒェン いざと言う時のための事前に渡しているものですね。
GM  そうです。故に密使は不要でした。まあ、今回の場合は「抜け駆けする事もあるから、ボクが動いたら一緒に動いてね(はーと)」てヤツです。
マヒェン なるほど〜。
アスラ  「では、次に会うのは戦場だな」と言葉を残して去りますか。
GM  テーラーも「残念ですが」と。
アスラ  オレはオマエと戦いたくない。なぜならオレの方が弱いからだ(笑)
全員  (笑)
アスラ  いや、心の中ではチョット思うけど、口には出さないよ(笑)
テーラー 「では、機会があればまた一緒にやりましょう。」
アスラ  では、こちらも言葉を返して握手して分かれましょう。
傭兵だけにこういう時はドライにね。
アントン えっと、ボクは真相を全部知っているから、テーラーがカインに合流するまでに彼の部隊を拘束するとか攻撃するとかもOKですか。
政治的にはまだ裏切っていない事になりますが、勝手に移動したと言うことを咎めればイケルと思うんですが。
アスラ  拘束できるもんならしてみろ。オレはようやらん(笑)
GM  彼個人を拘束するのは、この段階ではすでに不可能ですね。
彼の部隊を拘束するなら、最初に攻撃するのがあなた側だと、この国に対する傭兵間の評判はガタ落ち。そして、撃破するには最低国家騎士団が6個大隊は必要でしょうね。
アスラ  ここは、素直に通してクバルカンに任せた方がいいと思うぞ。相手が悪い。
マヒェン まあ、任されよう。
アントン そうですね。そうします。
クレスト で、帝国本国の状態は、どうなっているんですか?
GM  想定外の事態ですので大混乱です。前線以外に対応できる部隊もありません。
マヒェン その辺の情報は、分かると言うことですね。元凶?(とアスラを指す)
GM  まあ、これも予想された分岐の一つだ。心配するな。
アスラ  オレ? オレじゃないよ、オレは歯車の一つに徹しただけ(笑)
マヒェン 私は何とか正常にしようと油を差していただけ(笑)
クレスト 歯車に挟まってあえいでいたのはアントン司令(笑)
GM  いや、最初に大きな歯車を回したのがアントン司令。
全員  (笑)
マヒェン 「撤退します」あの一言が!(笑)
クレスト 前の戦闘で怯えすぎ(笑)

(収録し直す前の全く想定の違う状況で、アントン司令は大部隊を指揮して、大敗北を喫しています(笑)ただし、この想定と人物の行動が全く違います。)
GM  と言うわけで・・・
マヒェン ラストバトルだ!
アスラ  ヤルぜ!
クレスト ここまで来るのにエライ時間かかりましたね。
GM  最初の行動で、シナリオの方向が「大決戦ルート」から「謀略戦ルート」になってしまいましたからね・・・では、それぞれMAP上にユニットを配置してください。
クレスト ボクの部隊はどこ? ボク寝返っていいの? 
(MAPを見つつ)運命点まだ1点あるから割り込める?(笑)
アスラ  うん、そんな感じ(笑)
クレスト よし! MH戦で頑張るぜ(笑)
GM  さて、あなた方ですが、大決戦時に呼べる予定もあった、アスラさんの予備の大隊は呼べません。クバルカンは二つとも来ていいです。でないとテーラーに勝てません。オリオールの増援も突然の事でほとんど間に合いません。
アスラ  まあ、娘の大隊は別の戦場と言う事でいいだろう。
アントン 敵も同じですよね。
GM  はい、王女の増援も前線後方の部隊の準備も間に合いません。
マヒェン じゃあ、五分ぐらいかな?
アントン じゃあ、デジャヴューのような事ないですね(笑)
アスラ  チャーミーは任せろ。華々しく散って見せるぜ(笑)
全員  (笑)

(しばらくユニット配置とその説明が続く(別イラスト参照))
GM  さて、こんな所ですかね?
マヒェン 私の目標はこれか・・・他は無視しやすいな。
GM  はい、状況を整理します。カインの暴走とテーラーの表面上の独断専行により、双方の軍は現在動員できる戦力を、泥縄式にこの地域に集めたと言う状態で対峙しています。そして、MAP上に最後に登場するのは、テーラーの大隊とその後を追って到着したクバルカンの部隊です。だから、空間的にゆとりのある戦場の東部地方に双方陣取る事になります。
アントン 取りあえずそっち側だけ叩いてしまって・・・
GM  さて、カインとテーラーの部隊の布陣が終わった時点で、全通信回線を使って、カインさんが演説を始めます。
アスラ  「サリスのカイン=ストレーガーである!」(笑)
GM  まあ、そんな感じだけど、要するに非はオリオールにあり、私は汚名挽回すべくこの場にやって来た。そして、ネライス帝国軍全軍は前進せよ! と宣言すると自分の部隊に前進を命令します。
では、実際動き出します・・・(とテーラーとカインのコマを進める。)
クレスト お、全部デカイ移動力だなぁ・・・
GM  そして、カインの部隊はどれもネライスの旗を高々と掲げています。
マヒェン あ、戦闘の前に「事前偵察」を宣言して、テーラーの隊の詳細を掴んでおきます。
GM  分かりました。実は向こうも同じものもっているので、条件は五分です。
アントン じゃあ、次はこちらの前口上ですね。「我らに非はあらず。我らに仇なすならそれを滅ぼすのみ」とかそんな事言って・・・
クレスト いいの? それでいいの?
アントン はい、ボクはそれで・・・
GM  はい分かりました。
マヒェン クバルカンいいですか?(と手を挙げる。)
アスラ  クバルカンどうぞ、お願いします。
クバルカンの人が言ってくれないと困ります。この状態では。
マヒェン 取りあえず、テーラー隊については帝国とは関係なく、我が国の問題とします。そして、帝国の趣旨に反して動いたカインについては、全て「私欲」の為にこの地域に混乱をもたらそうとしているとして、法の守護者としてそれを見過ごす事はできないと宣言しておきましょう。
アスラ  ご高説ありがとうございました(笑)
GM  モニターの向こうでミューズ法王猊下も喝采しているでしょう(笑)
アントン そう言わないとダメだったのかな・・・
マヒェン いや、クバルカンはこう言っておかないと体面立たないから言っただけ(笑)
GM  さて、現状での問題を一つ指摘しましょう。問題は、カインさんたちが帝国の旗を高々と掲げている事です。つまり、帝国との戦いとなってしまいます。
アスラ  無理矢理ねじ曲げて、私闘を国同士の戦いに強引に持ち込もうという算段だな。しかも、相変わらずの保身ぶり、悪役らしくてよろしい(笑)
GM  そして、現状ではまだ誰も実際剣を交えてなく、ただ移動しているだけです。この点お忘れなく。
マヒェン 私の目標は取りあえずテーラーですから。そっちとは戦いますよ。
GM  まあ、向こうも勝手に売り言葉に買い言葉ぐらいはしてくるかな。
全員  (笑)
マヒェン まあ、どれだけ話しても平行線でしょうね。
こっちは、体面を絶対に崩しませんからね(笑)
GM  そんな所でしょう。テーラーさんもクバルカン以外目標にしていないような動きをしていますから(笑)
アスラ  あ、そうや「今日の稼働率」出さないと。
クレスト あ、そうか強い部隊は稼働率変動するんですね。
GM  あなたの場合キングの分があるから半分固定値ですけどね。
マヒェン 国家騎士団は固定値だけどね。
GM  あ、そうそう総指揮権は誰が握っているの?
イニシアチブの関係もあるから決めておいて。
アスラ  クバルカンの騎士でもいいのでは?
マヒェン もらってもいいですが、私はどちらかと言えば謀略の人です。
アスラ  どちらがコマンダーレベル高い?
アントン それはボクが高いと思います。後はボクの差配を期待してくださいよ(笑)
アスラ  それが一番問題のような・・・(笑)
クレスト じゃあ、ボクは勝手に動こうかな。
GM  まあ、あなた自身が独断専行するなら宣言して動いてもいいですよ。
独自の指揮権を主張するのも立場上可能でしょう。
マヒェン ああ、なるほどね。私もできなくはないな。
まあ、それは動き次第と言う事で。オマエのやり方では正義は示せん(笑)
クレスト ウム。
GM  さて、イニシアチブから行こうか。
アントン イニシアチブはコマンダーレベルにダイスでしたっけ?
GM  そうです。他に騎士とか傭兵とかでも判定出来ます。
アントン じゃあ、ダイス目が8とレベル12で20です。
GM  では、カインさんの部隊は19で負けたのでそちらが先行となりました。
アントン じゃあ、こちらからの行動なので・・・

(それぞれコマを進め、PC側は対カイン・シフトに移動する。)
アスラ  何、あれだけ大見得きって名誉ある戦いに赴かないと言うのか!(笑)
アントン いや、さっきも宣言した通り、敵が攻めてきたら攻めると・・・
クレスト こんなもんでしょうね。ボクは、まっすぐ進みますね。
GM  はい、ではカインさんの部隊が動きます。当然そちらを全力で目指しますが、この時点では王女様の本隊はまだ動きがありません。どうすべきか、決断がつきかねているようですね。
全員  は〜い。
アントン あ、索敵圏内なので偵察していいですか?
アスラ  あ、ワシも。
GM  どうぞ。

(判定の結果テーラーの私兵集団の詳細が判明。テーラー隊は高機動ながら、雑多なそれ程強力でない編成と判明する。)
GM  では、どちらも隣接していないので、次のターンに移行します。
イニシアチブはこちらは・・・
アントン あぁぁ・・・ファンブル。
クレスト 接敵するこの大事な時に(笑)
GM  じゃあ、順番に王女様、カイン、そちらです。ですからこっちから順番に動かしていきますね。(と王女の大部隊を動かし始める。)
クレスト ぎゃ〜、何か前に出てきた〜。
GM  この状況では動かざるを得ません。いかに反逆者とは言え、敵の手に委ねたとあっては国の名誉に関わりますし、反逆者に率いられているとはいえ、味方を見捨てる事など出来るはずもないからです。
そして、これに対して牽制の声をかけたのは、天敵のクバルカンだけです。
マヒェン じゃあ、私とは戦わなくて、他と戦うのか・・・まあ私もそう言ったし、テーラー以外相手にする気ないし。
GM  でね、オリオール実戦部隊を率いるアントン司令は、王女様にも喧嘩を吹っかけたのと同じ宣言をしてしまったんです。
マヒェン 本隊が動いたのを見て、「話すんだ」と司令に連絡。
GM  そう言う状況なので動くのはむしろ当然と思って下さい。王女様にそちらの事情をおもんばかる必要は皆無です。GMの私情は廃していますよ(笑)
クレスト ウン、当然ですね。
GM  と言う訳で、王女様の方の行動が終わったので、カイン隊が動きます。そして、クバルカンを除く最左翼(味方から見れば右翼)のユニットDを半包囲して集中攻撃して、戦線に穴を開けようとしています。
アントン えっと、DはAやBの支援は受けられないんですか?
GM  隣接しているのが1ユニットしかないので無理です。
あ、そうそうルールではMH戦と同じで、双方移動してから殴るになっていましたが、それだと処理がかえって面倒なので、移動+攻撃に変更します。そのうち諸々のルール不備を踏まえて改訂ルールも出します。
全員  は〜い。
クレスト 確かにその方が楽ですね。
GM  では、テーラー傭兵団のうち、隣接に成功した二個大隊が、本命のクバルカン義勇軍に無謀にも殴りかかります。
マヒェン ガッチリ受け止めましょう。来なさい!
GM  行くぜ!・・・あ、クリティカルの・・・4は?
アスラ  攻撃力に+4だな。これは痛いぞ。
アントン 確か集団戦は運命点は使えないんですよね。
GM  そう、戦争は個々の運命でどうこうできるもんじゃありません。
マヒェン やりたきゃ、一騎打ちで使え(笑)
GM  そう言う事ですで。で攻撃ですが、テーラー直率なので・・・24点です。
マヒェン いて〜・・・10点引いても14点か。並の部隊なら一撃で敗走だな。
GM  で、もう一つですが、17です。
アスラ  叩かれているな。
マヒェン まあ、仕方ないでしょう。
でも、この連係攻撃をもう二回受けたらヤバイですね。
GM  では、続いてカインさんの部隊がまとめてDに殴りかかります。で、半包囲なのでこちらは攻撃に+2の修正もらっているのでダメージでかいです。

(結果13点、14点と二発受けた時点で後退に追い込まれる。)
アントン それは後退です。判定何でしたっけ?
GM  1D6で判定して。
アントン じゃあ、4です。
GM  「体勢劣勢」1ヘクス後退して。なおこのターンはもう移動不可とします。
アントン はい。じゃあ戦力喪失か。
GM  で、こちらの1部隊が余ったので、近くのAに殴りかかります。
アントン その部隊は防衛用で分厚いですから多分大丈夫です。

(結果Aは10点の稼働率を失うが持ちこたえる。)
GM  以上。こちらの行動終了です。これで、カインさんの目論んだ戦闘状態へと移行始めます。あとはそちら次第。
アントン じゃあ、こちらの番ですね・・・
クレスト じゃあ、ボクはこっちに行きます。
GM  本格的に王女様の本隊の前に部隊を前進すると。
クレスト で、「国家の体面が悪くなっているこの状態で、あなた方は正義のない戦いを望まれるのか?」そして、「私たちは戦いより和平を望んでいる」と。
GM  大見得を切りに前に出たと。
クレスト ええ。まあ、カインの部隊が帝国のものとも言い切れないし、今私たちは事態を悪化させたくないと伝えます。取りあえず今はこれだけかな。
後はお任せです。
マヒェン ただ、向こうはもう殴りかかってきているけどね。
ファティマ 「敵MH大部隊、急速接近中! 数、推定で約百騎! !」
クレスト 「悪いが皆には、ボクの我が儘につき合って貰う。」
GM  他はどうする?
マヒェン 私はクバルカンの正義があるので、テーラー隊を叩きます。
アスラ  じゃあ、やっちゃって下さい。
マヒェン どうしようかなクバルカン。取りあえず双方悪戯に兵力を消耗するよりも、正義の一挙解決の切り札、「一騎打ち」を宣言しましょう。
「破烈の人形」で万事解決だ!(笑)
GM  分かりました。
マヒェン 「我こそは、法の番人にして正義の守護者たるクバルカンがルーンの騎士にして枢機卿、マヒェン=オルドワ。汝らが指揮官に問う。己が正義を信ずるならいざ我が前に姿を現すがよかろう。」とお約束の名乗りをあげます(笑)
テーラーは間違いなく出てくるでしょう。やりたいでしょうしね(笑)
GM  しかし、判定があるのでしておくれ。戦場と言うことで、場合によっては相手に伝わらない事もあるのでね。1d6だ。
マヒェン 何〜っ!・・・2です。
GM  「相手の対応次第」ですので・・・
アスラ  やる気満々でしょう。
GM  はい、やる気満々です。信号弾が上がり、テーラー隊の動きが一斉に停止して、中から1騎の重MHが出現します。
マヒェン じゃあ、こちらも動きを止めましょう。あ、知名度判定していいですか。
GM  どうぞ、騎士で判定しておくれ。
マヒェン 19。
GM  「ウルスラグナII」と言う、ジュノー製の超高級重MHです。詳しくは「JONO3020」を参照してください。あれのフルバージョンアップ版です。
マヒェン げ、メッチャ強いじゃないですか。私が出てよかった。
MHの動きから相手の技量とか読みとれますか?
GM  騎士レベルで判定して。
マヒェン 20。
GM  MHの動きはとてもスムーズですね。騎士、ファティマとも第一級の存在である事は一目瞭然です。腕は向こうが上かも。
マヒェン 強敵か〜。まあ人形使いとして引くわけにはいかないな。来なさい。
GM  はい、ではテーラーさんも悪役モードになるので、前口上します。
テーラー 「ルーンの騎士様と破烈の人形が来て下さるとは重畳の至りです。誠に恐縮ですが、この卑賤なるわたくしめと一つ手合わせ願えますかな?」
GM  いつも以上に丁寧な話しぶりですね。MHで一礼までしてくれます(笑)
マヒェン 「では、望み通り正義の剣の前で真実を見極めようではないか。」とでも返しておきましょうか。こっちも普段の反動があるので過剰演技です(笑)
GM  さて、ここでさらに続けます。曰く「さて、わたくしにも傭兵としてのお役目がございますので、もしこの手合いでわたくしめが勝ちましたなら、あなた様の率いる全軍の撤退をお約束願えないでしょうか。」との事です。
マヒェン そう言われて、引き下がる訳にはいかないな。
「よかろう!」と即答しておきましょう。カメラがなければなぁ・・・
ま、勝ちゃぁいいのよとか思いながらなね(笑)
GM  で、さらに「私が負けましても部隊が戦う事もございますが、よろしいでしょうか。我らは戦わねば食べて行けぬ卑しい身分ですので。」と付け加えます。
マヒェン ハッ。・・・どうするかな。条件同じとしたいが・・・
GM  そちらが返答に窮しているなら、「わたくしは、あちらのお方が倒れない限り戦わねばならない契約をしてございます。どうかご容赦願いたい。」と。
アントン ?(自分を指さす。)
マヒェン んな、訳ねぇだろ!(笑)
GM  まあ、君が倒れてくれるなら万々歳だけどね(笑)
確かに契約解除かもしれない。
全員  (笑)
GM  で、そこで返事を待たずに、今度は立て板に水で話し始めます。
テーラー 「騎士様が、ご不審に思われるのは確か。では、今更ではございますが、ここで事の経緯を説明させていただきとうございます。」
GM  と事の真相を洗いざらい話し始めます。実に楽しそうです。
マヒェン 悪事について?(笑)
GM  そうです。
マヒェン じゃあ、味方の全回線にこのお話を流してあげよう(笑)
GM  まあ、要するに「ボクは大悪党に荷担した小悪党で〜す。」と宣言しているわけですね。
全員  (笑)
マヒェン では、お話が済んだところで、剣を上げようか。
GM  了解。ただし、ここでプレイヤー情報を一つ。敵側の主要NPCクラスになると強ければ強い程若干の運命点を持っています。注意ください。
マヒェン ああ、なるほど。頑張るよ。
クレスト チャージ、チャージ(笑)
GM  だから、それをしたら避けられると言っているんだ(笑)
クレスト 運命点チャージ!(笑)
アスラ  エネルギー・ソードでゴー!(笑)
マヒェン 当然! 悪役にはエネルギー・ソードで正義の鉄槌だ。「いくぞTP!」(笑)
TP 「Yes, I understand MASTER This fight is yors!」
GM  なお、敵の装備はスパーラル、スパイド(予備)、スパッド(予備)ベイルと重装備です。現在はスパーラルとベイルを装備しています。
アスラ  やっちゃってくださ〜い。ワシはそのころ司令官の指示に従って、敵を徹底的に潰しておくから(笑)
GM  はい、では反応値です。あ、ふぁちま(電卓)用意しないと。
・・・反応値は1回回って37です。
マヒェン ひゃ〜。こちらは回りませんが、二倍にはなっていません。
GM  では、こちらの先行ですのでスパーラルで、ご挨拶にフルブーストで突きかかってきます。突き、突き〜っと・・・38です。
マヒェン ハッ? 38?
クレスト 1回回っても追いつかねぇよ・・・
GM  まあ、重MHのフルブーストだから、ダイス1回分でかいからね。
マヒェン えっとじゃあこちらもフルブーストで・・・39〜。ベイルに下さい。
全員  おぉ〜っ!
GM  では、遠慮なく・・・30点しかないなぁ。
アスラ  なんか、鼻血が出そうなダメージだな。
GM  スパーラルは2D10+2あるから、3大MH級の重量級ならこれぐらいけっこう簡単に出るよ。あ、向こうは戦闘中も実に楽しげに語りかけてきながら戦闘を継続しています。
マヒェン きゃ〜・・・まあ、まだ大丈夫です。じゃ、こちらもお返しで
エネルギーソード・フルブースト打ち込みだ! 「受けよ法の裁き!」
GM  いきなりか! ミューズ法王を見習え・・・て向こうも変わらないか(笑)
全員  (笑)
マヒェン いや、返礼ですから、手を抜いてはテーラーさんに失礼でしょう(笑)
GM  む、確かに。では向こうはスパーラル装備なので受け流しを宣言しておきますか・・・いや、さすがに回避だ。フルブースト回避を宣言します。
マヒェン よし、さらに運命点使おう。
アスラ  おっ、いきなりか(笑)
GM  こちらは敵なので、ダイス目次第で運命点使います。
いきなりNPCが使うと卑怯だしね(笑)
さてと・・・あ、回った・・また、回った〜♪
マヒェン う〜ん、回らず、残念。でも1回分の12があるから・・・

(両者計算中)
クレスト スゴイ数値の応酬だ・・・
アスラ  オレには、もうついていけない世界だ。
GM  結果は50ちょい、少し足りないかな?
マヒェン いや、こっちは40台です。50には足らない。無念48。
アスラ  2回回るとデカイな。まあCR10だと起こるよな。
GM  では、テーラーのMHは辛くもエネルギー・ソードの一撃をかわしました。
「それが噂に聞く、正義の剣ですか? ですが、当たらねばただの光る玩具のようですな。」などと、台詞を飛ばしてくれます。
マヒェン 「初手だから手加減してやったのだ。法の番人の慈悲だよ」(笑)
アスラ  嘘つけ(即突っ込み)
クレスト メチャ本気やん(笑)
GM  さて、一合しましたが、向こうに緊張感はありますが、殺気とか闘気は見られませんね。達観したような感じです。さて、ここで向こうはベイルを捨てました。騎体を軽くする為とエネルギーを使い切ったからですね。
では、反応値です。こちらはモード変更のペナルティが入ります。
アスラ  まあ、エネルギー・ソードが相手だとベイルのメリット少ないな。
マヒェン 何、見切りがいいなぁ・・では、こちらももうベコベコだし捨てます。
GM  では、プログラム変更と反応値です。
マヒェン こちらは「フルスピード」で対応します。そして、エネルギー・ソードとスパイドの二刀流します。本気モードだ(笑)
GM  こっちのファティマ何あったかなぁ・・・あ、「フルスピード」あるある。
で、ベイルを捨てて、腰のスパイドがありますがまだ抜きません。ですが、こちらがすればスパーラルとスパイドの変則二刀流です。物理法則無用のMHならではの装備方法も可能と言う事です。では、反応値。

(反応値の結果は、マヒェンが勝利)
マヒェン では、二刀流攻撃!
アスラ  サックリやっちゃってください。先生が突破されたら、終わりですぜ。
クレスト go! go!
マヒェン じゃあ、一撃目はエネルギー・ソードのフルブーストで、二発目はスパイド普通殴りでいきましょう。・・・キャ〜、低い〜。
GM  では、こちらも・・・あ、二回目1回目回った。
アスラ  体躯座りで観戦モードだすな(笑)
クレスト だすな(笑)
マヒェン 一撃目は26、二撃目は27です。
GM  こちらは、28で二回目はクリティカルしているので余裕です・・・しかし、エネルギーが異常に消耗しています。まるで燃費の悪い外車(笑)
マヒェン 当たり前、二刀流だからな。しかも、こっちなんかエネルギー・ソードの分も余分に減ってるからもっとツライぞ(笑)
GM  こっちも二刀流にするぞ〜(笑)
あ、そうそう戦闘中はテーラーは懇切丁寧な言葉遣いですよ(笑)
テーラー 「なかなかに良い太刀筋ですな。さすが法の守護者。太刀筋がまっすぐであられる。実に見切りやすい」
マヒェン 「なんの、まだまだ猊下には及ばぬよ」とか返しておきましょう。
テーラー 「人形使いとしてはまだまだ未熟とみましたが、如何ですかな?」
マヒェン 「それはどうかな? 君の自慢の槍で確かめたまえ。」
GM  さて、こちらの反撃ですが・・・まず、スパーラルで突きます。
あ、回ってしまいました。頑張って避けて。36とブースト分足して・・・45。
マヒェン ひやぁ〜。・・・あ、こちらもクリティカルですので避けました。
GM  では、ここで居合いでスパイドを抜き放ちます。不意打ち判定かな。
マヒェン 騎士で対抗?・・・あぁ、ダイス目が腐ってます。不意打たれました。
GM  ん? こちらは期待値ぐらいだから数字はもういいね。じゃあ、不意打ちだけど・・・修正どうしよう。これって、マスターの裁量なので、今回はあからさまでもないので、マイナス2ぐらいにしておきます。
マヒェン りょ〜かい
GM  で、攻撃力は・・・27です。
マヒェン それは、28で避けました。いや、主武装で受けました。
GM  では、エネルギーを回復して次のターンです。
マヒェン 回らず27です。
GM  では、いきま〜す。・・1回回って40。
マヒェン ゲッ・・・それは無理です。どんと下さい。
GM  ではエネルギーがツライのでここは普通殴りで、
スパーラルでひと突きの26点です。二撃目は普通にスパイドで29。
マヒェン 一撃目は27で回避・・・二撃目も避けました。では反撃!
こちらも息切れしつつあるので普通に二発。でもエネルギー・ソードは発動。
あ、クリティカル・・・×2。
GM  (ダイス目を見ながら)あ、それ当たり。では、こちらはファティマの「鉄壁」を宣言。エネルギー・ソードなんぞマトモに食らえません。
マヒェン は?
GM  「鉄壁」は装甲強度が二倍になります。気合い入れて来い・・・かな?
マヒェン では、まずはクリティカル表ですが4です。
GM  大ダメージ発生・・・? 二倍でください。終わったかな?
マヒェン やった〜っ! 「見たか正義の鉄槌!」(笑)
GM  う〜ん、そっち二回回っていたから、こちらが運命点を使っても仕方ないし・・・これも運命、受けよう! で、どこ? 生きてるかも?
マヒェン ああ、胴体です。で、二倍の76点!
GM  アホ〜っ、そんなもん防げるかぁ〜!・・・いや、生きてるかも?
マヒェン 「何〜っ! !」そんなに硬いのか?
GM  おお、お外が見えそうだが残っているぞ。さすが超重MH!(笑)
で、胴体の中破表は・・・8で、BAL1d3低下でした。
結果1点低下ですが、ファティマの補正で当然成功です。
マヒェン 「ええい、ヘッドライナーと同じで頑固者だな。」
TP 「マスター、相手は三大MH級の耐久力を持っています。」
GM  では、エネルギーを回復して反応値だな。
マヒェン ええ、でも毎ターンエネルギー・ソード&双剣はツライ(笑)
GM  ポカポカパンチで殴り合っているようなもんだからな(笑)

(反応値の結果はテーラーの勝利)
GM  では、またクサイ台詞などを飛ばしながら、思いっきり殴りにいきましょう。
マヒェン では、こちらもフルブースト主武装受けです。
GM  では、スパーラルはクリティカルしたので頑張って避けて下さい。
マヒェン 何〜・・・運命点回避(笑)
GM  あ、じゃあ判定値出さないとって、また回りました。やっぱり頑張って。
アスラ  まあ、大丈夫だろ破烈の人形だし。
GM  これでこいつが勝ったら、どのMHにも勝てる事になるな(笑)
マヒェン 「ここで正義の騎士が負けるわけにはいかん!」
GM  確かにここで勝ってもらわないと、二部決定になるしなぁ(笑)
で、攻撃力は49です。
マヒェン 同数って事は・・・
アスラ  攻撃側命中だったな、FSSRPGは。でクリティカルは? 見てやろう。
GM  えっと、2だ。
マヒェン きゃ〜っ、死ぬ、死ぬ〜♪
アスラ  騎士の精神的劣勢だな。

(結果、判定に失敗しマヒェンは精神と操縦基本値がマイナス1となる。)
GM  では、次は命中箇所だ。6。
アスラ  6は・・・胴体。
マヒェン どれぐらいきます。・・・てダイス目景気よさそうですね。
GM  おう、見えたか。ダイス目だけで17で、合計で38点だ。生きてるよね。
マヒェン 大丈夫です。まだ二次装甲です。
アスラ  さすが、破烈の人形。硬いなぁ。
GM  では、二発目のスパイドパンチ。低い28。
マヒェン あ、それも下さい。
GM  それはじゃあ右足に20点プレゼントだ。
マヒェン そのぐらいなら何とかなります。
GM  さあ、劣勢の後から反撃に成功したテーラーさんは「破烈の人形も噂程ではないようですな。人形と言われるだけある!」などと煽ってきますよ。
マヒェン では、「何の、次の一合で勝負を決してくれよう!」と応えてあげましょう。
アスラ  GO! GO!

(反応値の結果はマヒェンが取る。)
GM  エネルギーが互いにペナルティーの所に来て息切れしてるから、全力で決めるなら最後のチャンスだな。もう数十分全力で闘ってるぞ。
マヒェン エエ、つらいですが、「ここはもう一度全力だ。TP頼む!」
TP 「イエス・マスター サポートはお任せを!」
GM  では、こちらも全力で応じましょう。37で武器受けです。
マヒェン えっと・・・1回まわって・・・39だ!
GM  それは、受けようがありません。ドンと来い!
クリティカル表は? 命中部位は?
マヒェン えっとトラブル発生です。表1、表2を振って従って下さい。
GM  お、それは痛い。えっとフルブースト時にバランスが低下します。
て、そうでもなかったな。ベイル捨てたからまだ余裕あるよ。
アスラ  しかし、問題は命中部位。胴体に来ればもう終わりだぞ。
マヒェン しかも、1の頭に命中です。
GM  頭も止めて〜(笑)
マヒェン これで、終わりにしたいが・・・34点! 陥ちましたか?
GM  そりゃ耐えられないなぁ・・・でも、中破です。で結果は3です。
アスラ  あ、大破表。
GM  さらに今度は10だ〜、ってダメじゃん!
アスラ  ウン。頭部破壊もしくは切断。首チョンパです。さらに1d10振って。
全員  「「「さよ〜なら〜」」」
GM  はい、首が飛んでいきました〜。 で結果は10だけど何だっけ?
アスラ  騎士にダメージがいくかどうか。でも何もなし。
GM  嗚呼、華々しく散れなかった〜。
アスラ  しかも、ルール上ではファティマも生きている事になる。
アントン それは、飛んでいったMHの首の中で目を回していますね(笑)
GM  ファティマルームは丈夫らしいからな。そんなところだろ。
さて、ウルスラグナ2がさらなる一撃を浴びせる前に、エネルギー・ソードがそのそっ首を刎ねてしまい、敵MHは活動を停止しました。
マヒェン よし、正義は勝つ! 大変だったな。ま、後は任せた。私は麾下の部隊に牽制だけさせつつ戦闘を停止させます・・・て、部隊は実質何もしてないか。
アスラ  やった〜、騎士様の勝ちだよ〜
クレスト ちゅうか、ボクもあんなのするの?
GM  では、その間の全体の戦闘に戻りましょう。
アスラ  よし、本領発揮じゃ。一騎打ちなど間違ってもせんぞ(笑)
マヒェン そう言えば、一騎打ちの時間てどれぐらいですか?
GM  そうですね。集団戦の1ターンて2時間と現在ではしているので、本来なら1ターンだけど、変則の一騎打ちで混乱していることを加味して2ターンで。
マヒェン 分かりました。まあ、私の人形はもう実質大破だから戦力自体激減しているでしょうけどね。ま、高らかに勝利宣言して、「後は法の定めるままに委ねよう」とか言って事実上の静観に入ります。
GM  分かりました。なお、テーラー隊は動きを実質的に止めています。
マヒェン まあ、そのために一騎打ちしたようなもんだからな。
あ、ファティマのデータバンクとか使うの忘れてた。
GM  ああ、心配するな。こちらも持っていたから互いに使って相殺。さらに派手な数値の戦闘になっていただけだ(笑)
マヒェン む、さすがクバルカンを嫌っているだけに研究熱心。
アントン では、こちらはカインの部隊を半包囲しつつ攻撃を行います。
GM  分かりました。攻撃するならダメージだけください。

(アントン司令のオリオール軍は、全力でカインの私兵部隊に殴りかかります。基本的に数の上で局地的優勢を確保しているので、一方的な攻撃となり、カインの左翼(つまり彼らの右翼)側の部隊を後退に追いやり、カインの右翼(つまり彼らの左翼)を敗走状態にして大ダメージを与え、包囲体勢を布きつつあります。)
GM  では、全ての行動が終わったので、イニシアチブです。

 ◆10-2へ続く