日韓親善スズキのピリカラ丼               
 出世魚であるスズキは、あらいや刺身用の白身魚として珍重され、高級魚の部類に入る。また、大型のスズキなら、3枚におろして塩焼きにしたり、一度塩蒸ししてから網焼きしても旨い。だが、今回はあえて違った調理法を紹介。6月世界中が燃えたW杯にちなんで”日韓親善スズキのピリカラ丼”である。漬けダレに漬け込むだけのスピーディーな料理で、しかもすぐ食べられる。お好みでコチュジャンの量を調整してもOK。ぜひ習得しよう。


■材料(4人分) ◆漬けダレ
スズキ・・・1尾(50cmぐらい)
ほうれん草・・・適量
(湯がいたほうれん草1束に対し、塩・コショウ少々、おろしニンニク少々、化学調味料少々、ごま油少々で味付け)
錦糸卵・・・適量
刻みのり・・・適量
コチュジャン・・・50g
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
濃口しょうゆ・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ2
酢・・・大さじ2
ごま油・・・大さじ2
化学調味料・・・少々
おろしニンニク・・・1カケ
刻みねぎ・・・少々
炒りごま・・・適量

料理の手順
@ 包丁またはウロコ取りでウロコを落とす。 A 包丁でエラを取る。一緒に頭を落としてしまってもよい。
B 腹に包丁を入れ、ハラワタを出す。 C 開いた腹から、背骨に沿って包丁を入れ、背骨と身を切りはなす。
D 背側から包丁を入れ、2枚におろす。 E 反対側も同様に3枚におろす。
F まず写真の部分に逆さに包丁を入れ、腹骨を切りはなしやすいようにし、腹骨をそぎ落とす。 G 皮を引っ張り、包丁の動きに合わせて皮を上下に動かしながら、皮を取り除く。
H 中骨の両側に包丁を入れ、身と中骨を切りはなす。 I 身を5mmほどのそぎ切りにする。
J 漬けダレの材料を混ぜ合わせ、Iを15分〜30分ほど漬け込む。 K ごはんを丼に盛り、錦糸卵を敷き、味付けしたほうれん草を盛る。Jを乗せて最後に刻みのりを添える。

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