大阪ではここ数日、ようやく猛暑もおさまり、
秋の気配を感じることができるようになった。
心地よい季節となった。
3月11日の大震災。
その時私は大阪市内の勤務先短大にいたがかなり長い間大きな揺れを感じた。
その後、いろいろな報道から知らされる様子を見て大変なショックを受けた。
しばらくして、福島県在住のある方が私に数編の詩を送ってくださった。
それらを拝見し、メッセージのあまりの重さに心を打たれた。
どう受け止めてよいのか、私はどうしてもその術を見出すことができなかった。
無力感に打ちひしがれ、表現することの難しさを痛感した。
このWEBページにも何と書いてよいのか長い間言葉が浮かばず、
更新する勇気さえ出てこなかった。
本当に心安らぐことのできる日々が早く再び訪れることを、
今は、ただ切に願うばかりだ。
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今年4月に通りかかった桜並木。
美しいと思った。
私の中では、それからまだ時が動いていないのかもしれない。