◆コミックマーケット61◆ 2001年12月29日

前夜祭
同人冬の陣『コミックマーケット61』がやってまいりました。
今年の私たちFANKY企画のテーマは、夏と同じく「オリジナルTRPGの版図を塗り替える!」です。
このため、今回も3種類もの新刊を用意しました。
「The Five Star Stories RPG 追加ルールVol.2」、
「The Five Star Stories RPG リプレイ4」、
そして「聖戦士ダンバインRPG」です。
前二冊は、以前より計画していたもので、
ダンバインは、少し急な作成決定でしたが、何とか刊行にこぎ着けました。
(関係各位の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。)

あと、夏に好評だった[The BOX」も再販しました。
出発直前までかかってせっせと作ります。

そして、今回は私どもにとって始めての経験もありました。
それは、家から会場への在庫の直接宅配です。
もし、手違いで届いてなかったらどうしようと言う不安がありましたが、
発送すべき段ボールが5箱以上という、物理的な暴力の前にはどうしようもありませんでした。
少し、不安を持ちつつ大阪を出発です。


開場前
私たちの参加した日は一日目の12月29日(土曜)
すでに、仕事納めも終わっているし、土曜なので、
客足にも期待がもてそうです。
タクシーの窓から見た一般客の巨大な列もそれを肯定しているように見えます。

会場に着くとさっそく宅配便の受け取りです。お供を連れていざ対面。
どうやら、無事届いていました。ホント良かった。
これで、無事に販売ができようと言うものです。
しかし、それをスペースに運び込むとドエライ事です。
何と1スペースに11箱もの段ボールです。
梱包を一部解いて本を並べても9箱もあります。
島角と言う事もあり、去年の冬以上にコックピット状態です。

あ、そうそう今回も島角。とても嬉しいです。
偶然かも知れませんが、ここは活動が評価されたと一人喜んでおきましょう(爆)

で、せっせと開場20分前ぐらいにようやく出展準備完了。
なんと、1時間以上もかかった事になります。
ですが、今回は前回の教訓もあるので、「BOX」も十分作り置きしてあります。

ただ、今回の恐らく最大のチョンボは、発行を予定していた
「ガンパレードマーチRPG」を落とした事でしょう。
多分謝り倒しとなる事でしょう(苦笑)


戦闘開始
さて、コミケ恒例の拍手の中のコミケが始まりました。
周りから「やっぱり、コミケは拍手で始まらないとね〜」などと言う声も聞こえてきます。
やはり、拍手で始まらない即売会って多いのでしょうか?

と、まあ最初はぽややんとそんな事を考えるゆとりもあるのが電源不要ジャンルです。
たとえ、島角サークルと言えどそれは変わりません(笑)
いつものように、最初に来て下さる方への応対を済ませば、
11時ぐらいまではのんびりしたものです。
恐らく、外では熾烈な戦いが展開されている事でしょう。
同じサークルメンバーもその中で悪戦している筈です。

さて、そうこうしていると11時半ぐらいからこちらにも人が流れてきて、
我がスペースもお客を迎えるようになります。
しかも、時折数名の団子状態になるほど。
いつもながら有り難い事です。
今回は、BOXのディスプレイが人目を引いたみたいです。
ホラ、目の前を通るラキシスも指差しながら通り過ぎていきます(笑)

今回は、ダンバインと言う新作、ともすれば異色作を送り出しのですが、
これが以外に好調。F.S.S.に手を出さない人も、
これに目を留めて買って下さる方続出です。
恐らく、「GPM RPG」目当てで来たであろう、
善行隊長や原さんも喜んで買っていくではありませんか。
メンバーが冗談で「これは再販か!?」と言っていましたが、
通販と夏までの地元での販売如何ではその可能性もありそうです。
ここで全体の7割が消えました。
それ以外の売り上げも、有り難いことに比較的好調で、
持ち込んだ段ボールの山も半分にすることができました。

めでたし、めでたし・・・


後日談
ダンバイン完売マンセ〜などと喜んでいたら、
正月明けて在庫をとどいた在庫を確認していたら、
段ボール箱の奥底に10数冊が・・・

完売した後で来てくれた人もいたのに、
世の中うまくいかないものです。


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