◆コミックマーケット62◆ 2001年8月10日
前夜
同人誌即売会最大規模のイベント『コミックマーケット62』がやってきました。
当サークルもうちから見る限り安定軌道にのってきたと言える状態ですが、
それゆえに発行するものがマンネリ化する時期でもあります。
にも関わらず、サークルメンバーの都合、
F.S.S.の連載の事実上の打ち切りなどによりリプレイを発行するのがやっと。
「The Five Star Stories RPG リプレイ5」の発行するのみとなりました。
サークルサイドから見ても寂しいかぎりですが、
新刊がないよりはマシと思うしかないところでしょう。
それに、夏しか来られない方にとっては、
前年冬に発行したものも事実上の新刊であり、
それをせめてもの慰めとしつつ、遠く帝都を目指して出陣です。
なお、今回も家から会場への在庫の直接宅配をしました。
今回は二度目ですからもう慣れたもの。
気分も荷物も軽く上京です♪
新刊も印刷所からの直接搬入なのは、言うまでもない事ですね。
そして、前日(コミケ一日目)深夜にホテルにチェックインして、
チラシや誤植表などをコピーして準備万全です。
◆
会場前
私たちの参加した日は2日目の8月10日(土曜)です。
今回から、今までの一日目と二日目が入れ替わりました。
おかげで、我がサークルも無事参加できたのです。
参加者のニーズに従ったとは言え、実にありがたい変更点です。
今後もこのままで合って欲しいものです。
さて、ともかくいつもの通り、ホテルから王者のごとくタクシーで会場入りです。
荷物の95%はすでに会場入りしていますので、
家から宅配したものを受け取ってスペースの設営を開始しました。
今回運び込んだ段ボールは、ディスプレイ・アイテム用を含めて全部で8箱。
いつもながらの物量です。
もっとも、これが全部売れるワケではなく、
売り切れを出さないためにかなり多めに持ち込んでいます。
もちろん、かなり多めなのは、「売れたらいいなぁ」という
願望が入っていることは間違いありません(笑)
そうそう、今回も島角です。
島角の内側でしたが、今回の特徴は中央通路に面した島角と言うことです。
つまり、かなり目立つ位置です。
単なる偶然にしろ、活動が評価されたにしろ実に嬉しい配置です。
ポスターなどを用意したかいもあると言うものです☆(^^)
そして、9時すぎぐらいにはスペースの準備も完了し、
「BOX」を組み立てながら、会場までに訪れる方とお話などしつつ
静かに会場を待ちます。
◆
二日目開始!
午前10時、アナウンスと共にコミケ二日目開始です。
どうも今回は、シャッター前スタッフの不手際(意図的なものか?)が
あったらしく、遠くではいつも以上の怒号が飛び交っていましたが、
中央通路に面する私どもの近くは実に静かなもので、
拍手のあとは、心静かに来訪される方を出迎えることができました。
もっとも、今回はいつものメンバーが別のスペースで当選したりして、
いつも以上に人数が少ない事からかなりの時間を一人で応対せねばなりませんでした。
お客の声を直に聞けるのは実に嬉しい事であり、
私のコミケ最大の楽しみと言っても過言ではないのですが、
常連の方や、オフで来られた方とあまり話す時間などもなく、
この点では実に残念であり、失礼な事をしたと反省することしきりです。
次回からは、もう少しサークルメンバーに甘えてみようかと思います。
まあ、何はともあれ、実にありがたい事に、
いつもながら盛況にめぐまれ、
お遊びで持ち込んでいる「BOX」も10箱用意しただけでは、
たったの1時間程度で完売。
かさばるものなので、あまり持ち込めないのですが、
個人的にもこれを売っている方が楽しく、
来訪される方にも受けていたように思います。
ですから、次回も用意しようと思います。
また、「リプレイ5」も新刊ながらなかなかの健闘をみせ、
オリジナルルールのリプレイという枠を考えれば、
大成功だったのではと思います。
他の面でも十分な成果と結果を得られたので、
サークルとしても大成功のまま終幕を迎える事ができました。
◆
後日談
サークルとして、今回は特に不可はなかったと思います。
単に主観的にそう見えるだけかもしれませんが・・・
ですが、あえて問題点を指摘するなら、
GPMの本化をいまだ訪ねる方があったと言う事と、
次回作をどうするかという事でしょうか。
どちらも、頭の痛い問題です。
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