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相性よりも相縁

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結婚前の男・女で相性を気にしている人は多い。結婚して仲良くやって、幸せになりたいと夢見る気持ちはわかる。しかし、それにとらわれすぎると婚期も逃すことになる。

それでも多くの人は、どうしても相性が気になるようだ。だが本当は、相性よりも相縁の方が大切なのである。つまり人間関係で最も重要なことは、相性が合うか合わないかよりも、縁に合うかどうかなのだ。相性が悪いと占いに出ていても、縁がある人はうまくいっている。そういうケースはたくさんあるのである。

ところで相性判断ほど難しいものはない。気学、ホロスコープ、姓名判断にタロット、何で観るにしても相性判断は難しい。たとえば、ホロスコープでは仲が悪いはずの人々が、けっこう仲良くやっているケースは山ほどある。

ホロスコープで仲が悪いと出て、本当にウマが合わない場合もある。しかしそれが父母兄弟や、夫であればその人とやっていかざるを得ない。そこで知恵を使う。

相手の性格や相手との距離がある。これを利用するわけだ。相手の性格をよく踏まえ、辛抱するところは辛抱する。あるいは敬して距離をとる。心理的・空間的・時間的な距離を置くことで摩擦も少なくなる。実際相性が悪くても、自分にない素晴らしいものを持っている人は多いわけだから、つき合い方を工夫することでやっていけるはずだ。

私は、相性の悪い人とでも忍耐だと思ってつき合う。ところが何かあった時には、相性が悪いと思っていた人が、一番力になってくれることが多い。逆に、すごく相性のいい人というのは、本当に波長は合うけれど、いざという時には全然役に立たなかったりする。概して、素直で明るく、いい人は役立たない。誰でも、ついそういう人を大事にしがちだけれども、実は偏屈で頑固で、やりにくい人物と言われる人の方が、大抵、現実界を乗り切る迫力と実力を持っているものだ。

ともあれ、相性より合縁のほうが大事である。縁がある人とは、多少相性が悪くとも合縁を大事にする。それが結婚である。

あなたも、相性を気にせず付き合い、そして結婚を決めるべきである。人間には長所もあれば短所もある。誰しも短所はあるわけだから、その点だけを見てはダメだ。大事なのは基本的にいい人かどうなのか、霊層が高いのかどうなのか、人生観がどうなのかなのである。

多少の短所は自分が辛抱すればいい。全く辛抱のない結婚はあり得ない。だから耐えられる辛抱なのか、耐えられない辛抱なのか、その見極めが大切なのである。

私は以前、神様から理想の結婚の三大条件というのをこううかがった。それは、

一、兄弟のような関係である。
一、自分に足りない所を相手が持っていて、補ってくれる。
一、互いに、同じ目標の部分がある。

であった。なるほどと思う。神様は決して星の相性がどうのこうのとは一切おっしゃらなかったのである。

世間では気学がどうとか星がどう、あるいは姓名判断がどうなどと言うけれど、相性という点においては、これらはあまり当てにならない。先ほど相性判断ほど難しいものはない、といったが、これを裏返せば、相性判断ほど当たらないものはない、ということになる。

要するに、相性よりも合縁。つまり相性を気にせずつき合い、人間をみて結婚を決めることである。

『解決策』 深見東州 1996年 たちばな出版

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 2003 Yoshiaki Sugimoto