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コーチングの例(パーソナル)

コーチ:さてAさん、今日は何をお手伝いしましょうか。

クライアント:実は私の上司なのですが、私は大の苦手です。結構ガミガミと叱ります。この人は私と全く違うタイプの人で、日ごろから会話が噛み合いません。報告に行っても用件がすめば、早くあっちへ行けという感じで、相手も私のことを相当嫌っている感じです。上司が事務所にいると、それだけで憂鬱になります。はっきり言って朝の出社はたいへん気が重いです。どうしたものでしょうか。

コーチ:Aさんは、その上司とどうなればいいのですか?

クライアント:そうですね、親しくなるなんてもとより考えていませんが、ストレスを感じずに普通に 話ができるようにはなりたいです。このままでは辛いです。

コーチ:なるほど。ところでAさんの話を聴いていると、私はAさんがどうもその上司を避けているように思います。それと苦手意識が上司と向き合った時に顔に出るのではありませんか?

クライアント:おっしゃるとおりです。

コーチ:たとえば、出勤時にあなたの上司があなたの5m先を歩いていたとします。あなたバッと駆け寄って、この上司に「おはようございます」と笑顔で挨拶できますか。それとも知らんふりをしますか?

クライアント:それは知らんふりをすることでしょうね。

コーチ:しかし、それでは苦手意識は払拭できないでしょう。どうします?

クライアント:・・・・・・

コーチ:やっぱり、こんな時はババッと駆け寄ってにこやかに挨拶する。そうすればあなたの苦手意識は少しくらいは解消するでしょうし、上司も「こいつもしかしてオレに好意があるのかな」と思うかもしれませんよ。

クライアント:・・・・・・

コーチ:私が思うに、あなたの体から「自分はあなたが苦手だ」というオーラが出てるんだと思いますよ。

クライアント:その通りだと思いますが、そう簡単に自分の苦手意識を払拭できるとは思えませんね。

コーチ:そうでしょうね。でもそこをなんとかしたいというわけでしょう。確かにこのままでは毎日辛すぎますよね。

クライアント:・・・・・・

コーチ:もちろん、一足飛びに人間関係が改善することはありえないと思いますが、まず人間関係改善に着手するとしたら、何から手をつけますか?

クライアント:う〜ん。やっぱり型から入るしかないんでしょうか。

コーチ:私もそう思いますよ。やはり基本は目を見て、名前をつけて挨拶する、これでしょうね。

クライアント:でもその程度では大して効果ないように思いますね。

コーチ:じゃ、どうします?

クライアント:・・・・・・

コーチ:私ならもうひと言加えますね。たとえば、「今日はいい天気ですね」とか「今日も暑いですね」とか。

クライアント:う〜ん。

コーチ:でもね、人間基本的に変われませんから、上司が変わるのを期待してはダメですよ。しかし、あなたがここまで礼をつくして、上司の機嫌が悪いのなら、それはAさんの問題ではなくてこの上司の問題でしょう。気分的に楽になりませんか?

クライアント:そうですね。

コーチ:『上司はそういう人なんだ。しかし、自分としては礼をつくすし、誠もつくす』、こう思ったら堂々としていられませんか。開きなおりが肝心ですよ。

クライアント:なるほど、開きなおりですね・・・

(続く)

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