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コーチングの例(ビジネス)


部下:最近、私のテリトリーで売上が極度に不振なのです。

上司:と言うと?

部下:決算で売上を先食いしたので、ある程度は仕方がないのですが、ここに来て引き合いがさっぱりないのです。

上司:そうか、引き合いがないのは仕方がないとして、君は先週どんな取り組みをしたのかな?

部下:取引先を回って販売ツールを活用しながら、クロージングに持っていくのですが、成約しないんです。どうも商品の需要に限界を感じているのですが。

上司:新規の取引先はきちんと開拓してるのかな?新規開拓しないとジリ貧だと思うが。

部下:それが・・・。新規の取引先を開拓しようと回っては見るものの、相手にされないことが続くと滅入ってくるので、どうしても自分の通いなれた取引先に行ってしまっていますね。

上司:新規の取引先を開拓するにはどうしたらよいと思う?

部下:・・・やはり、まずは訪問して自分を売り込むことをしなければすべては始まらないでしょうね。

上司:訪問して自分を売り込むとは具体的にどういうことなの?

部下:う〜ん、まず担当者と親しくなって、それから決定権のあるキーマンに引き合わせてもらうことでしょうね。

上司:担当者と親しくなるということについて、君はどんな問題を感じるのかな?

部下:それが・・・私はあまり社交的な人間ではないので、やはり初対面の相手に気後れがしてしまいます。話が持たないこともありますし・・・

上司:話が持つようにするにはにはどうしたらよいと思う?

部下:そうですね・・・いくつか話題を準備していって、それを話すのがいいかもしれません。とくに業界の裏情報などはどこでも関心があるようですから。

上司:業界の裏情報はどうしたら手に入るのかな?

部下:やはり取引先さんから仕入れるしかないと思います。ということは訪問した先で情報収集して、それをほかでしゃべることで、また新しい情報が仕入れられそうですね。(ここで気付き発生)

上司:そうだね。そうしたら取引先訪問も少しは楽しくなるんじゃないの?

部下:おっしゃるとおりです。私はこのところ目標数字に追われて、どうも性急に売り込みをかける傾向があったように思います。それで取引先に嫌われてしまったこともありました。(ここでも気付き発生)

上司:じゃ今週はどうするの?

部下:そうですね、あまり短期的に刈り取ることを考えず、見込み客作りを根気よくやってみようと思います。仕入れた情報を自分でうまくアレンジすれば聴いていただけるような気がします。(指示していないのに自分でやり方を提案した)

上司:なるほど。ほかにできることはないかな?

部下:そうですね、週刊誌とかで、新聞には出てない話題ネタを仕込んでいくのも面白いんじゃないかと思います・・・(同上)

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