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考え方の工夫で生き方のコツをつかむ

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自分にとってプラスになると思えるもの、自分を素晴らしくするものは何でも積極的に信じたほうがいい。他人が褒めてくれたら、お世辞だとわかっていても素直に喜んで、それを信じる。占いでも、自分にとっていいこと、都合のよいことだけを信じればよい。

そして、たとえ誰も言ってくれなくても、自分で自分が美人であるとか、異性にもてるとか、才能があるとか、信じたらいいのだ。

とにかく、前向きで自分を幸せにすること、発展的だと思えることは何でも信じること。そうすれば、明るく前向きで発展的な霊界(波動の世界)が広がり、キラキラと輝いてくるから、明るく前向きで発展的な事柄が自然に引き寄せられて来るのだ。

逆に自分の心を重く沈めるようなこと、嫌なことは、他人から言われてもあまり気にしない、意識しない。自分のマイナス面だと思うところをなるべく無視すれば、マイナスは広がらずに最小限にとどまる。

要はマイナスを小さくして、プラスを大きくすればいいわけだ。

「悟り」とは、りっしんべんに「吾(われ)」と書く。りっしんべんは「立心偏」と書き、心のことを表す。だから、「悟り」とはつまり、我が心という意味だ。我が心、つまり自分の心のあり様が悟りなのであって、真実かどうかではない。正しい考え方かどうかなんていうこともどうでもいい。

こう考えたほうがハッピーだ、こう考えたほうが前向きだ、こう考えたほうが面白い、という考え方の工夫、それが「悟り」なのである。

こう考えたほうがストレスがない、こう考えたほうが長生きできる。こう考えれば気が楽だ、とちょっとでもベターだと思ったら、その考え方を確信すればいい。自分の考え方は絶対だ。そう簡単に変えられないと普通は思っているが、そんなことはない。それは思い込みである。考え方なんていくらでもあるし、自分でいくらでも変えていくことができる。考え方なんて、自分でクリエイトしていったらいいのだ。

「私はこうだと思うんだけど」というのはその「思い」にやられている。その「思い」があきらかにマイナスなものでも、「自分の思いだから大切にしなければ」と思うのか、その情感にひたっていたりする。しかし、自分の思いなんてどうでもいいのだ。なぜなら思いなんて、絶えず変わるものだから。

いいものを見たら、気持ちがよくて幸せな気分になるし、嫌なものを見たら、気が沈んだり、腹が立ったりする。寒い時や空腹の時は弱気になりやすいし、暑い時はやる気をなくしやすいものだ。美人を見たら元気が出るし、失恋したらドカーンと落ち込む。

思い・・・・・・、それはその時々見たり聞いたりしたもの、五官で感じたものにいつも影響されて、コロコロ変わるものなのだ。コロコロ変わるから心(ココロ)というのだが。

同じように、考え方というのも絶対的なものではなく、五官で感じるものによっていつも影響を受けている。あるいは、その時々の思いを合理化して言葉で説明することを「考えること」だと勘違いしている場合さえある。だが、考え方をちょっと工夫すれば、思いなんて案外簡単に変えることができるのだ。

だから、マイナスの思いが出た場合には、プラスの考え方を無理にでもひねり出して、「これがいいんだ」と思えばいいのである。

たとえば、何か嫌なことがあった時、誰かを恨むのではなく、

「ああ、これでまた一つ自分の業が消えた。よかった、よかった」

と思う。あるいは、

「本当はもっと不幸な目に遭うかもしれなかったのを、神様がこの程度で済ませてくれたんだろうな。ありがたい、ありがたい」

と喜ぶ。その良い念が、良い運気と引き合って、良い守護霊の加護を強くする。

これが「一念の自己管理」というものであり、天台宗開祖の智(ちぎ)が説いた「一念三千」の教えを、日常生活の中で活かせる応用形といえる。まさに、今現在出す一念が、三千大世界をかけ巡り、その念の種類にあわせて、自分の魂が天国界にも地獄界にも感応するのだ。つまり、「ただ今」の一念こそが、善悪正邪、天国地獄の分水嶺となっているのだ。それを知ればマイナスの「思い」を後生大事にかかえていることが、いかに馬鹿馬鹿しいことかわかるだろう。

だから、先に書いたように、マイナスの思いをプラスに変える考え方の工夫というのは、単純なようで実に大きな強運のコツだということだ。

世の中には改善できることと、できないことがある。女として生まれてきた人は男にはなれない。男として生まれて、時々女になっている人もいるけれど、やはりこれも変えられない。

太りすぎはダイエットすればやせられるが、背が低いのは、いくら引っ張ってもそれ以上は伸びない。いくらフランスに生まれたかったと思っても、日本に生まれてしまったのだからしかたがない。

60歳になってしまったら、もう25歳には戻れない。禿げた頭をカツラで隠すことはできても、髪は元には戻らない。

考え方で改善できるものは改善すればいい。しかし、もう直りようがないものは考えても仕方がないのだ。「諦め」というと消極的なイメージだが、そういうものは、なるべく見せないように蓋をしてしまうに限る。

あるいは、人のせいにする。色が黒いのは総理大臣のせいだ。足が短いのは今日雨が降ったからだ。顔が大きいのは、政府が外交政策をしっかりしないからだ、と。要はクヨクヨ悩まない、自分を苦しめないということがポイントなのだ。

世の中には改善できることがいくらでもある。改善できないことを考えて悩んでいる暇があったら、考え方を工夫して、改善できることからどんどん改善していったらどうだろう。要は、トータルして総合得点がプラスになればいいのだ。

よく苦労しなければ業は取れないとか、辛い思いをしなければ因縁が消えないというようなことが言われている。これは、ある意味では正しい。つまり、カルマを解消するためには、客観的に見て苦しい状況に追い込まれるということだ。

病気やケガで入院するとか、お金がなくて苦労するとかである。

しかし、他人から見てあきらかに「苦」という状況でも、考え方の工夫一つで「楽」に置き換えることもできるのだ。たとえば、もっと悪い人もいるのだから自分は恵まれているのだとか。あるいは、入院を機会に小説を書いて新人賞に応募するとか、運のいい人から借金をすることで、これから金運がつくのだとか。考えることは自由だし、しかもそれで自分の心は明るくなり、運が回転し始めるのだ。こんなにいい話はない。

この「悟り」があるかないかで、実は業を消すスピードが1.5〜2倍くらい変わってくるのだ。

他人から見れば苦労だけれど、そんな時でも本人は結構楽しんでいる。そういう時は、守護霊さんも、

「よしよし、よく魂を磨いておるな」

ということで、特に応援してくれるので、非常にスピーディに業が取れていくのである。

同じ一つの出来事であったとしても、それを不幸・不運ととらえるか、苦の中に楽や「学び」を見つけて積極的に受けとめていくのかでは、その後の人生ならびに死んでからの霊界のレベルにおいて、非常に大きな差が出ることを再確認してほしい。

明るく前向きに考え方を工夫していくことの効用をまとめてみよう。

@明るい想念は明るい現実を引き寄せる。
A長生きをしながら、霊界の内申点があがる。
B楽しみながら業を消すことができる。

以上三点のほかにもまだまだあるだろう。実践的に生活に応用しながら、あくことなき生活修業を続けていただきたいものだ。

『宇宙からの強運』 深見東州 1996年 たちばな出版

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 2003 Yoshiaki Sugimoto