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衰運期

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だれにでも、幸運なときがあれば衰運の時がある。衰運期の人間というのは、何から何までマイナスに考える。しかし本当は「内面性をもっと磨け」と神様から促されている時というのが、衰運期なのだ。衰運の衰というのは、人の目から見たものにすぎない。神様の目から見たら,内面性を充実させる時期に当たるのだ。これが陰。反対に外に活躍する時期が陽だ。つまり人生、もとよりこの世のありとあらゆるものには陰陽の両方がある。

陰で功徳を貯えなかったら、外へ出ても大した活躍はできない。それにいつまでも陰ではない。陰極まりて陽、陽極まりて陰で、陰・陽が交互に来て、人間に幅ができる。

陰というのは、内面の充実を図る天のとき。そういうときに、いろんな因縁やら、自分が持っている内在的な問題点が出てくるわけだ。

神様は人に自由意志を与えていらっしゃる。自殺する自由すら与えてくださっている。私なども、修行がきつくて、初めのうちは何回死にたいと思ったかわからない。しかし自殺した人がどういう霊界へ行くか、ということをよく知ってからは、自殺なんかやめようと思うようになった。いい機会なので皆さんに自殺者の末路をお話してみよう。

人は確かに、自殺する自由があるのだが、死んだところで、地上でやるだけのことをやっていなかったら、もう一回生まれ変わって来なくてはならない。これを再生の御魂という。

魂の修行というのは、肉体があるかないかで比べれば、肉体があるほうが修行がしやすい。肉体がなければいろいろな世界、いろいろなレベルの人たちと接触することができない。しかし肉体があれば、いい霊層の人も地獄界にいる人も、同じ社会(現実界)にミックスされて住んでいるから、それらの様々の人たちをみて、磨かれたり、気付いたりして、修業が進むわけだ。

そもそも、死ぬと、死んだところの霊層で何百年も生活をする。死後に霊層がどんどん上がっていく人というのはあまりいない。その境地や意識の状態でストップしている。だから意識のレベルを上げる、悟りを高くする、内面を向上させるというのは、肉体を持つ人の特権であるといってもいいだろう。

毎日、今日死んでもいい、死んだらせいせいする、こんな人生になったのは神様が悪いんだ、などと思っていると、だんだん自殺したいような気持ちになってくる。

ところで自殺だが、私のように死んだら不幸極まりないことを知っていると、もう自殺はできない。死んでも絶対に解決にならないし、今生すべきことができていなかったら、もう一回生まれ変わってこなければならない。もう一回足りない修業分を終了するためだけの人生を送るのだから、結構辛い人生が待っているわけだ。

だから死んでも同じことなのだ。死ねばまず、霊界で修業しなくてはならないのだが、人生はバラ色だと思って自殺する人はいない。人生の先が見えない、ああ世の中真っ暗だ、人生は真っ暗だ、不安だと思って自殺するわけだから、死んだ人の霊界というのは周囲が真っ暗。気持ちが真っ暗だから、その心(霊界)にふさわしい世界に行くのである。自殺者の霊界というのは、その本人の周囲だけがぽーっと明るくて、5センチ向こうは暗闇という、濃霧の中にいるような状態である。そして景色が全然見えない。それが何百年も続く。

そのことを知っていたら、ばからしくて自殺などできない。自殺の罪(=なすべき修業をしなかった怠りの罪など)を霊界で問われ、何年かは重労働をさせられる。もっこ担ぎとか、雑巾がけとかを10年、20年して、やっと普通の霊界へ帰れる。しかも霊界の修業は、この世の肉体労働よりももっと苦しい。

霊界に行くと、冷たいものはどこまでも冷たい。暖かいものはほんとうに暖かく感じる。簡単にいうと、神経が露出していると思えばいい。肉体がある間は肉の衣でカムフラージュされているから、痛みというのはそれほど感じない。辛抱できる。これに対して霊界へ行くと、痛いというのは要するに、歯医者さんで神経を取られたときの、あの痛さ。あれが毎日続くと思えばいいのだ。

逆に、霊界の幸せなときは、モルヒネ注射でも打たれたようになる。肉体がないから、喜びも悲しみも、何百倍にも感じるわけだ。だから霊界では肉体があるときの何百倍も苦しいから、どんなにこの世で大変でも、肉体で修業しているほうがはるかに楽なのである。

人は何がなんでも、自分で自分を幸せにしなくてはならないのだ。人が幸せにしてくれそうに思うのだが、やはり自分を幸せにするのは、最終的には自分自身なのである。

『解決策』 深見東州 1996年 たちばな出版

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 2003 Yoshiaki Sugimoto