高野真遜編 忠愛社 1886 所収
見出しは内容から、管理人がつけたものです。
本文には、適宜読点を入れています。
| 施行札 |
|---|
大塩平八郎施行触之書付
口 上
近年打続米穀高直に付、困窮之人多く有之由ニ而、当時御隠居大塩平八郎先生御一分を以、御所持之書籍不残御売払被成、其代金を以困窮之家壱軒前に付金一朱ツゝ、無急度都合家数壱万軒へ御施行有之候間、此書付御持参ニ而、左之名前之所江早々御申請に御越し可被成候、
但酉二月六日安堂寺 書林 河内屋 喜兵衛
町御堂筋南江入東側 同 新次郎
本会所へ七ツ時御越 同 起兵衛
可被成候、 同 茂兵衛
惣金六百廿五両
「大塩の乱関係史料集」目次