高野真遜編 忠愛社 1886 所収
見出しは内容から、管理人がつけたものです。
本文には、適宜読点を入れています。
| 大塩平八郎大坂ニ於テ暴動ノ始末 科書 深尾次兵衛女房 |
尊延寺村
百姓
次兵衛女房
う た
右のもの儀、大塩平八郎、不容易儀相企、夫次兵衛弟才次郎一味いたし、次兵衛も徒党に加り候由は不存候とも、同人留守中、才次郎人数を集、平八郎存立之儀有之、加勢に相越候趣申候を怪儀と乍心附、姑のふ強而申聞候迚、才次郎持越候幟等仕立遣、殊のふ隠宅江徒党之内、無宿正一郎外壱人立寄、帯参候刀預置候をも不存罷在候始末、不埒ニ付、押込、
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