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コーチングは結局メンタリング

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メンターリングということばがあります。要はコンサルティング、カウンセリング、コーチングが混在していてワン・ストップで面倒をみることができる助言手法と理解しています。

知人のコンサルタントのA氏がつね日頃言っているのは、「コンサルタントは結局メンターである」ということです。いやA氏だけではありません。先ごろ会ったB氏も同じ事を自嘲して「コンサルタントは虚業である」と言っていました。その心は・・・

・大企業はともかく、中小零細企業の社長は従業員には相談はできないと思っている。社長は本当に孤独なのだ。だから社長は自分の大局的判断について誰かに背中を押して欲しい。事業が行き詰まっているときは弱音も吐きたい。愚痴も聴いて欲しい。

・コンサルタントにクライアントの会社の細かい実務なんかわかりっこない。社長の話をよく聴いて、実情に合った提案をしないと何の意味もない。自説を振りかざしては社長から嫌われること必定である。

こういった実情に対応するには:

@不景気に直面して社長が沈んでいたら、コンサルタントは明るく振舞い、傘をささなくてはならない。コンサルタントまで一緒に沈んでいたら、もはや救いようもないし、コンサルタントの存在意義もない。飲みに行くのなら徹底して最後まで付き合う。コンサルタントはアフター5はすべからく男芸者(幇間)たるべし。

A「どうしたらいいだろうか?」と社長が相談して来たら、コンサルタントは「どう思います?」と切り返す。社長は「そうだな・・・」と自分で結論を導いていく。コンサルタントはズルイ!?しかし社長は自分でたどり着いた結論であれば、抜群の行動力で実行に移す。ポイントは社長に自分で考えたと錯覚してもらうことである。

コンサルタントとは極論すれば結局、メンターである、というのふたりに共通した意見でした。この任に堪えるためには、資格はあった方がよい、という程度。もちろん財務諸表くらいは読めなくてはなりません。しかし何よりも大切なのは、コンサルタントが幾多の修羅場をくぐり抜けてきた経験があり、精神的にタフで、動じないこと、そして暗闇のなかで光明を見出す術に長けていること、そうでなければ「先生」と呼んでもらうに値しない、と異口同音に語っていました。

コーチングのコーチであっても状況は全く同じだと思います。クライアントは老若男女多岐にわたりますが、メンターとしてクライアントを精神的に支えることが最も大切なことです。コーチがメンタリングの素養を持ち合わせず、単にコーチングしかできないのでは、全く存在意義がないと言わざるを得ないのです。こんなコーチに誰が本音を語りたいと思うでしょうか?

ただし、クライアントが年配である場合、コーチにメンターを必ずしも求めない事例も少数ではあるが存在するようです。28歳の女性コーチを雇っていたジャック・ウェルチ会長のなどがそのケースです。

しかしこんなのは例外中の例外、コーチはぼんぼんやお嬢さんでは基本的につとまらん、と個人的には思っています。男であれ女であれ、紆余曲折を経て自分の道を必死に切り拓いてきた経験を持つ人のみがコーチたりえるのです。長期的にはホンモノしか残れないでしょう。

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 2003 Yoshiaki Sugimoto