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大塩の乱関係史料集目次
藤田東湖
『東湖全集』博文館 1909 より
余今年未だ灸治せず、阿母屡々すゝめられけれども、近来時候不順に て、快晴の日少く、且久敷風邪の気に而ありけるゆゑ、灸もせずすぎ けるに、今日快晴、はた公事も暇あるゆゑ、今日は同僚へ一書を付し て登殿せず、終日家居、皆背腹等へ千五百灸せり、但同僚へ与る書中、 救荒の為千二百石を四郡へ賑済するのこと、并昨夜草する所の進達書 を付し遣ぬ、 ○小林生来る、捕鯨の事上総の民義兵衛といふ者、願の本人なるが、 其よし地頭田沼主水より、聞済になりたりと云、