Я[大塩の乱 資料館]Я
2001.4.29訂正
2001.4.24

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大塩の乱関係論文集目次


「大 塩 平 八 郎」
その7

『異説日本史 第6巻』雄山閣 1932 より


◇禁転載◇

  二 欧州に落延びたといふ説

 後年になると、薩摩に遁れた、十年戦争当時の県令大山綱良(通称格之助)は平八郎の養子の格之助であるといふ風聞を流すものさへあつた。中にも史論第二号(明治二十六年発刊)に奥並継といふ人が『大塩平八郎欧洲に失踪す』と題した文章を発表してゐるが、その中に秋篠昭足といふ蘭医がその女に語り遺したといふ物語によつて、次のやうな大塩平八郎の最期を伝へてゐる。


井形正寿「秋篠昭足の追跡


(異説日本史)「大塩平八郎」目次その6その8

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