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大塩の乱関係史料集目次

天保六乙未年

仙右道之助元家来神谷転事、当時上総国三黒村僧侶、私家来之者江御預被仰付候旨、昨夜井上河内守より家来之者召呼申渡候、此段御届申上候以上、

　未八月八日　　　　　　　松平備中守

一　八月八日四ツ時井上河内守江松平備中守家来罷越、仙石道之助元家来神谷転、当時普化僧友鵞引取候出役之者、

　 　　　　　　　　　　松平備中守家来
　　　　　　　預　主　　井沢権太夫
　　　　　　　　　　　同
　　　　　　　手　代　　朝岡弥太夫

覚 一　騎馬　　　弐人 一　医師　　　壱人 一　徒目付　　壱人 一　徒士　　　四人 一　足軽小頭　壱人 一　足軽　　　八人 一　駕籠　　　壱挺 　　　但網掛り不申候 右之通御座候以上 　　　　　松平備中守家来 八月八日　　岡本源五右衛門

　　　引渡後御届

私家来之者江御預相成候仙石道之助元家来、当時上総国三黒村普化宗松見寺看主友鵞儀、於井上河内守宅請取、途中無異議居屋舗江引取申候以上

　　八月八日　　　松平備中守

御用番和泉寺殿へも右ニ准シ御届差出、其外大目付御目付中切紙差出之