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大塩の乱関係史料集目次

天保八丁酉年

○水野越前守殿御渡御書付

去申年以来米価高直ニ付ては、御府内市中其日稼之者共及難義候之間、於町会所御救米銭被下、又々御救小屋取立厚ク御世話も有之候得共、此節ニ至候ては道路ニ迷ひ、又は行倒候者も有之哉相聞候ニ付、此度御代官所中村八太夫、山田茂左衛門、伊奈半左衛門、山本大膳掛リニて、品川板橋千住、内藤宿、新宿辺江も御救小屋取建、御手当有之候積ニ付、右体道路ニ迷ひ、或は行倒候者等も之候ハゝ、其場所辻番所組合頭取より家来差添、最寄小屋場へ差出、右組合ニ入不申、向々銘々家来差添同様可差出候、

　　酉二月