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大塩の乱関係史料集目次

　　　　　　　　　　　池田岩之丞御代官所
　　　　　　　　　　　　摂州東成郡沢上江村
　　　　　　　　　　　　　　百姓
　　　　　　　　　　　　　　　与一右衛門伜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　孝太郎

右之もの儀、大塩平八郎学問弟子に相成、同人塾中に罷在、追而退塾いたし候後、平八郎不容易企いたし、右荷担に可引入ため、忠孝之端に可相成事は、如何様之儀も師命に背間敷趣之誓詞可致旨、同人申聞候を不審之儀とは不存、右誓詞江血判いたし、又は平八郎施行金之世話相頼候節、天満辺出火有之候ハゝ、同人方江駈付候様、右施行金差遣候もの共江可申含旨、及差図候を、如何之儀とも不心附、夫々申伝、其後平八郎儀、養子格之助屋敷内溜池埋候人足大勢早々可差越段申聞、并村々江可捨置旨を以、黄絹袋江入候檄文相渡、其節に至、怪敷儀と乍心得、右施行金取次遣候もの共江申触、平八郎方江差遣、其上右檄文中対
公儀恐多事共書載有之候を追而及見、不軽企之次第相弁候上は、速に其筋江可訴出処、右申付を相背侯ハゝ、何様の後難可請も難計存候迚、村内其外近村々江右檄文配達いたし、或は捨置候始末、不届に付、死罪、