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大塩の乱関係史料集目次

　　科書
　　　　　　　　　　　　　　　　　　泉州堺北糸屋町
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　医師
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寛　輔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同人女房
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こ　と

右之もの共儀、寛助はこと弟河集弓削村七右衛門事利三郎相越、大塩平八郎方に致止宿候折�ﾈ、同人救民計義存立、冨家之金銀取上、貧民江分遣候積之由ニ而、徒党を催、味方不致候ハゝ、可切殺抔申聞候ニ付、強勢に怖れ、右徒党に加り、附添参候途中、捕方役人に被追散、迯参候旨申聞候を、実事と心得候とも、素不容易筋に候上は、召連可訴出処、利三郎只管相歎不便に相成候迚、同人任申、剃髪為致、勢州垣鼻村海会寺柏宗方江手紙相添為立退、ことは、夫寛輔、右体不筋之致取計候も、畢竟利三郎は、弟故之儀と存、再三差留候儀に候とも、続合に不拘、利三郎身分難見捨由を寛輔承引不致候迚、同人申付に随ひ罷在候始末、両人とも不届ニ付、存命に候得は、寛輔は中追放、ことは摂河両国を搆、江戸拾里四方追放可申付処、病死、