発行人 向江強/編集 和田義久
目 次 第122回 例会報告 (15)桜井代五郎より来備図 (16)荻野流鉄炮町着之写 ●坂本鉉之助関係資料 ●坂本鉉之助関係論文 ○「中斎逸話」 ○1999年歴史セミナー 第4回「奉行・与力・同心」
第122回例会(『塩逆述』からは第54回)は8月30日に開催19人が参加、巻之六下の20丁から最後まで進んだ。これで巻之六を読み終えた。昨年の11月から数え、9回、9カ月を要した。
(15)桜井代五郎より来備図
これは、大塩関係の資料によくみられる「大塩一党の旗印」(天照皇太神宮・救民・五七桐の紋所)と陣建てである。その名前には間違いと思われるものも幾つか含まれていた。ただ、興味深いのは、自害の者と行衛不明者をチェックしていることである。
(16)荻野流鉄炮町着之写
これは、天保8年10月26日、堺の七堂ケ浜で実施された荻野流鉄砲の町打の覚え書きである。遠藤但馬守の配下坂本鉉之助らの鉄炮や大砲の演習である。大変興味深い資料なのだが、今一つ町打ちの概要を理解していないので、要領は得なかった。鉉之助関係の文献をあたったが、わからなかった。
●坂本鉉之助関係資料
大塩平八郎七十年紀念
中斎逸話 「大阪朝日新聞」 明治三十九年四月二十日〜四月二十七日 |
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1999年歴史セミナ− |
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1999年歴史セミナー 第4回「奉行・与力・同心」 講師 曽根ひろみ氏(神戸大教授) と き 10月2日(土)2時〜4時 ところ ホテルアウィーナ大阪(06−6772−1441) 天王寺区石ケ辻町19−12 近鉄上本町南徒歩5分 参加費 1000円
●編集後記
今号から体裁を替え、縦粗にしました。引用の史料など、横書きですと読みづらかったのではないか気がかりでした。▽朝日新聞の記事は、荻野準造氏の入力によるもので、3回にわたっての連載です。乞う御期待。▽前回話題になった鉄炮・大砲について、満藤久氏から『戦国武家辞典』を送っていただきました。例会で回覧します。(和)