島野三千穂・村上義光「史料紹介・大坂城玉造口定番組与力久松家文書」34y

Я［大塩の乱資料館］Я
2002.8.17訂正
2002.2.17

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「史料紹介・大坂城玉造口定番組与力久松家文書」

その３４

村上義光・島野三千穂

『大阪城天守閣紀要第１７号』1989.3 より転載

◇禁転載◇

３４　高須三左衛門書状

（端裏ウハ書）
　「久松彦三郎様　高須三左衛門
　　　　　　　干鱧壱籠添」

以手紙致啓上候、然者弥次郎義去月廿四日登　城被致候処、遺領（カ）無相違被蒙　仰候段江戸表申越候ニ付、此段為御知可得貴意如此御座候、以上、

十二月十八日

尚々寒気為御尋干鱧壱籠御贈被申候ニ付為持致進達候、御受納可被下候、以上、

３５竹中半蔵・中村弥一右衛門書状

猶々時季折角□（虫クイ）厭被成候様奉存候、旦上田金右衛門儀江戸詰ニ付名相除申候、以上、

貴札拝見仕□□（虫クイ）以改年之候吉慶不可有際限御座候、弥御安全被成御越年珎重奉存候、将又以御別紙御祝詞被仰越可遂披露旨御紙表之趣承知仕候、
　恐惶謹言

　　正月　　　　　　　　竹中半蔵
　　　　　　　　　　　　　　升親（花押）
　　　　　　　　　　　　中村弥一右衛門
　　　　　　　　　　　　　　尚之（花押）
　　久松時之助様

３６　竹中半蔵・中村弥一右衛門書状

貴札拝見仕候、先以改年之御吉慶不可有際限御座候、出雲守無異被致加年候間御休意被成候様奉存候、右年頭之御祝詞被仰越候御紙表之趣遂披露候処入御念候儀忝被存候、此段及貴報候、猶期永陽之時候、恐惶謹言、

　正月　　　　　　　　竹中半蔵
　　　　　　　　　　　　　升親（花押）
　　　　　　　　　　　中村弥一右衛門
　　　　　　　　　　　　　尚之（花押）
　久松時之助様
　　　　　　　　貴報

３７　保弾正忠書状

（端裏ウハ書）
　「久松時之助様　　　　保弾正忠」

暑中為御見廻御入来過分之至候、為謝礼如此候、以上、

　六月九日

３８　保弾正忠書状

（端裏ウハ書）
「久松時之助様　　　　保弾正忠」

為年頭之嘉儀御入来過分之至候、為謝礼如此候、以上、

　正月十二日

　猶以旧冬為歳暮之嘉儀御入来過分之至候、已上、

島野三千穂・村上義光「玉造口組付与力久松氏と大塩事件」

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３４ 高須三左衛門書状

３５ 竹中半蔵・中村弥一右衛門書状

３６ 竹中半蔵・中村弥一右衛門書状