Я[大塩の乱 資料館]Я
2000.8.23/9.1訂正

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大塩の乱関係史料集目次


「浮 世 の 有 様 4」例 言

矢野太郎編『国史叢書 浮世の有様 4』 国史研究会 1917 所収


 例  言 

一、本編には浮世の有様巻之七八及び巻之九上の前半を採収す。

一、本書載する処は、天保八年より同十三年に亘れる雑録にして、就中巻之七にありては大塩動乱を細叙し、特に之に関する長浜屋八之助が見聞の記、広瀬重兵衛見聞記、熊見六竹が筆記、野口市郎右衛門見聞の記録を、巻之八にありては西の丸炎上、甲州一揆の落著、大坂砂持、丹州織田家の騒動、有栖川宮調達講一件の始末竝に大塩動乱の落著を、巻之九にありては天保十年の歳柄、唐津侯所領預所の一揆、尾州家継嗣の一件等を述べ、且つ滔々として奢侈浮靡に流れ然も天災地異の荐りなるを略記し、軅て天保十三年の所謂水野越前守の改革を記述せり。

一、一般読誦に便ならしめん為め、語尾を補ひ、文字を略ぼ一定し、又文中童蒙を悩ましむるが如き箇所には振仮名を施す等何れも既刊の諸書に異なる事なし。


浮世の有様 1〜4」目次(抄)
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