山田準『洗心洞箚記』(本文)109 Я[大塩の乱 資料館]Я
2009.12.13

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『洗心洞箚記』 (本文)

その109

山田 準訳註

岩波書店 1940 より



◇禁転載◇

上 巻訳者註

                 一三七 君子の善に於けるや、必ず知行合一す。小人  の不善に於けるや、亦た必ず知行合一す。而て君子                          もし善を知つて行はずんば、則ち小人に変ずるの機  なり。小人もし不善を知つて行はずんば、則ち君子                    たの  に化するの基なり。是を以て君子も亦た恃むに足ら         いやし  ず。小人も亦た鄙むべからざるなり。   君子之於善也、必知行合一矣、小人之於不善   也、亦必知行合一矣、而君子若知善而不行、則   変小人之機、小人若知不善而不行、則化君   子之基、是以君子亦不恃、小人亦不鄙也、



王陽明の教條。



機。動機。


『洗心洞箚記』(本文)目次/その108/その110

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