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大塩の乱関係史料集目次
岩波書店 1940 より
● のぞ そ 八 毛西河先生の詩に曰く、「天門相望む楚江の秋。 ●さいせききへん すいりてう ●らん ひ のぼ 采石磯辺旧酒楼。酔裏潮に乗じを牽いて上る。 疑はず江水東に向うて流るを」と。此の詩を観れ ● ば、当に先生の理学に深きを知るべきなり。 毛西河先生詩曰、「天門相望楚江秋、采石磯辺 旧酒楼、酔裏乗潮牽上、不疑江水向東流」、 観此詩、当知先生深乎理学也、
●天門。山名、 両山揚子江を扼 す。 ●采石磯。江中 に突出する磯の 名、安徽省にあ り。 ●。ともづな。 ●理学。性理学 の意。