● のぞ そ
八 毛西河先生の詩に曰く、「天門相望む楚江の秋。
●さいせききへん すいりてう ●らん ひ のぼ
采石磯辺旧酒楼。酔裏潮に乗じ を牽いて上る。
疑はず江水東に向うて流るを」と。此の詩を観れ
●
ば、当に先生の理学に深きを知るべきなり。
毛西河先生詩曰、「天門相望楚江秋、采石磯辺
旧酒楼、酔裏乗 潮牽 上、不 疑江水向 東流」、
観 此詩 、当 知 先生深 乎理学 也、
|
●天門。山名、
両山揚子江を扼
す。
●采石磯。江中
に突出する磯の
名、安徽省にあ
り。
● 。ともづな。
●理学。性理学
の意。
|