山田準『洗心洞箚記』(本文)187 Я[大塩の乱 資料館]Я
2010.9.2

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『洗心洞箚記』 (本文)

その187

山田 準訳註

岩波書店 1940 より



◇禁転載◇

下 巻訳者註

         三八 身を安きに置かんと要するは、即ち人情なり。          まか         とも  然れども其の情に任せば、則ち与に道に入るべか  らず。   要身於安焉、即人情也、然任其情、則   不与入於道矣、     三九 聖人は即ち言ふことあるの太虚にして、太虚  は即ち言はざるの聖人なり。   聖人即有言之太虚。太虚即不言之聖人、




其の情云々.
身を安楽にせん
との情に放任す
る。









聖人は太虚の
霊を全うす、唯
だ言談する点異
なるのみ。


『洗心洞箚記』(本文)目次/その186/その188

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