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大塩の乱関係史料集目次
岩波書店 1940 より
お 三八 身を安きに置かんと要するは、即ち人情なり。 ● まか とも 然れども其の情に任せば、則ち与に道に入るべか らず。 要置身於安焉、即人情也、然任其情、則 不可与入於道矣、 ● 三九 聖人は即ち言ふことあるの太虚にして、太虚 は即ち言はざるの聖人なり。 聖人即有言之太虚。太虚即不言之聖人、
●其の情云々. 身を安楽にせん との情に放任す る。 ●聖人は太虚の 霊を全うす、唯 だ言談する点異 なるのみ。