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五二 心太虚に帰せずして、而て親故賢能功貴勤賓の
へき
辟を議すれば、則ち必ず私に流れて、而て過不及あ
り。故に周制は世子より公卿大夫士の子に至るまで、
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皆早く三徳を以て其の性と成し、其の徳を盛にす。
而て心太虚に帰し、以て官政に服す。故に公正にし
せつ あた
て私なし。何を議して節に中らざらん。特に小司寇
へき
の八辟のみならず。
不 心帰 乎太虚 、而議 親故賢能功貴勤賓辟 、則
必流 於私 、而有 過不及 矣、故周制自 世子 至
公卿大夫士之子 、皆早以 三徳 成 其性 、盛 其徳 、
而心帰 乎太虚 、以服 官政 、故公正而無 私、何
議而不 中 節、不 特小司寇之八辟而已 、
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●周礼秋官小司
寇の職に議親、
議故、議賢、議
能、議功、議貴、
議勤、議賓の八
辟あり、其罪を
議す、辟は法な
り。
●三徳。周礼地
官師氏の職に師
氏三徳を以て国
子を教ゆ、一に
曰く至徳二に曰
く敏徳三に曰く
孝徳とあり。
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