山田準『洗心洞箚記』(本文)51 Я[大塩の乱 資料館]Я
2009.6.18

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『洗心洞箚記』 (本文)

その51

山田 準訳註

岩波書店 1940 より



◇禁転載◇

上 巻訳者註

      めいよ               く 六七 聖賢の名誉の万世に伝はつて朽ちざるものは、  これ名誉の万世に伝はつて朽ちざるにあらざるなり。  その初めより終りに至るまで、実践する所の仁義礼                 智の徳、天の春夏秋冬と只一箇なり。故に其の人死          れい            が  すると雖も、其の霊春夏秋冬の気に駕し、天地の間   へん        わす  に布充満す、而て人るる能はず、是を以て万世               か   ぎ  に伝はつて朽ちざるなり。仮善偽行、而も焉んぞ此  に至らんや。   聖賢名誉之伝於万世、而不朽者、此非名誉之   伝於万世而不朽也、其自初至終、所実践仁   義礼智之徳、与天之春夏秋冬只一箇、故其人雖   死、其霊駕於春夏秋冬之気布充満乎天地   間、而人不、以是伝於万世而不朽也、   仮善偽行、而焉至於此哉、








一箇。同一の
こと。



。忘れる。


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