大塩の乱関係御触Ａ（大阪市史）7

Я［大塩の乱資料館］Я
2002.7.2

大塩の乱関係史料集目次

「御触」（乱発生後）その７

『大阪市史第４巻下』（大阪市 1913、1927再版）
「御触及口達」より

天保八年二月一九日、大塩の乱発生のあとの御触

補触166	三月十三日　元大坂町奉行組与力大塩平八郎ニ致荷担候、大坂玉造口御定番与力大井伝兵衛忰大井正一郎外壱名人相書之事
大井正一郎人相書	大井正一郎一年齢弐捨五六歳一顔細長ク色赤黒キ方一眼常体（態）一層毛濃キ方一鼻高き方一耳常体（態）一背高き候方一言舌静成方一其節之着用不分
河合郷左衛門人相書	河合郷左衛門一年齢四拾歳斗一顔色白キ方鼻之上疱瘡之跡有之一眉毛常体一鼻常体一右の耳たぶ変を呈しこれ有り一中背中肉一月代薄ク、髪赤キ方一言舌常体（態）一その節の着用分らず右之通(之脱カ)者共有之ニおゐて者、其所ニ留置　早々大坂町奉行所え可申出、若見聞候へ者其段も可申出候、隠置脇より相知候へ者可為曲事候、右之通可触もの也、右書付江戸到来候條、未(衍カ)洛中洛外え不洩様可相触もの也、　　三月　○本令日付を闕くを以て、姑く江戸発布の日に系く、　(御触留)
達1880	同　日(三月十三日)　竹木類問屋直買致候儀、大工・木挽・日雇・手伝等、他所他国雇入候儀、并何船ニても勝手次第ニ土砂積取候儀、当年中差免候事、
竹木類の高直と手間賃の附加本年中竹木類の問屋直買う他所大工木挽等の雇入を許す土船以外に土砂の積取るを許す	【ロ　達】去月十九日大火ニ付、諸材木竹類高直ニ仕間敷、并大工日雇等之もの増銀取間敷段、相触置　○達1875を見よ　候処、竹木類追々高直ニて、大工日雇等増銀取候由相聞、類焼人共令難渋、自ラ普請方差支候由、右ハ竹木類問屋中買え売渡、町中え買取候ニ付、直段高直ニ相成可申、大工日雇等々之ものも人数足り兼候義ニ可有之間、竹木類ハ仲買ニ不抱(拘)、問屋直買可致、大工・木挽・日雇・手伝等、当所之ものニ不限、他国他所雇候義、当年中差免候、一　土砂船積之義、是又当年中ハ何船ニても、勝手次第積取可申候、右之趣三郷町中え可申聞候、　○達1888を見よ　　酉三月　○前令と共に、町中家持の招致判形日付は十四日なり、（御触書并承知印形帳）

「御触（乱後）」目次/その６/その８

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