Я[大塩の乱 資料館]Я
2001.11.3/2009.2.8修正

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「大 塩 中 斎」 その17

井上哲次郎 (1855−1944)

『日本陽明学派之哲学』冨山房 1900より
(底本 1908刊 第6版)



改行を適宜加えています。

第三篇 大塩中斎及び中斎学派
第一章 大塩中斎 
第三 学 風
 (3)

学堂の西掲には王陽明が龍場の諸生に示せる立志、勧学、改過、責善の四篇を挙げ、学堂の東掲には呂新吾の学に関する語十七條を挙げ、以て門生日夜の訓戒となせり、 始めて入学するものあれば、中齋先づ之れに「入吾門学道以忠信不欺為主本」の主意を告げ、塾中にありては必ず之れを守るべく、守らざれば、手打にすべしといへり、

疋田竹翁の談話中に云く、

此れに由りて之れを観れば、中斎が厳なる教育を実行したること、以 て知るべきなり、


猪俣為治「大塩平八郎」その18


井上哲次郎「大塩中斎」その16その18
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