Я[大塩の乱 資料館]Я
2001.1.24
2003.2.18最新
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「石 崎 東 国」
◆石崎東国についての書留め◆
大阪朝日新聞 昭和六年三月二十二日 訃報欄 より
石崎東国氏
大阪の陽明学研究家として知られた東国、石崎酉之助(允)氏は、二十日午前二時大阪東区森之宮町の自宅で死去した。同氏は若くして操觚界に入り、大塩平八郎研究に志し明治四十年大阪の陽明学徒を語らつて洗心洞学会を組織し更に現在高津宮址にある洗心洞文庫の創立に尽力したが、その後同文庫を退き、大塩全集の刊行を計画したが、志成らず晩年は頗る不遇であった。
大阪毎日新聞 昭和六年三月廿六日 訃報欄 より
石崎東国氏
大阪陽明学会の創設者であり、かつて同業大阪時事の記者であつた東国石崎酉之丞(允)氏は、廿日死去、享年六十、廿六日午後二時天満寺町成正寺で葬儀執行のはず
石崎東国著作
- 『陽明学派の人物』前川書店 1912
- 『陽明学派の人物』 藍外堂書店 再版 1913
- 『中斎大塩先生年譜』2巻2冊 大鐙閣 1920
- 『大塩平八郎伝』石崎東国 大鐙閣 1920
(『中斎大塩先生年譜』2巻2冊 大鐙閣 1920 に同じ)
- 「革命時代の古制札」1909.5 『陽明学 第7号』陽明学会
- 「大塩平八郎先生家庭の実相」1917 『陽明 第60〜62号』大阪陽明学会
- 「大塩中斎先生の経済思想」1918 『陽明 第78号』大阪陽明学会
- 「阿波と大塩先生の伝説 上」1919 『陽明主義 2巻4号』大阪陽明学会
- 「阿波と大塩先生の伝説 中」1919 『陽明主義 2巻6号』大阪陽明学会
- 「阿波と大塩先生の伝説 下」1919 『陽明主義 2巻9号』大阪陽明学会
- 「大塩平八郎−太平天国の建設者大塩格之助−」1921 『中央史壇 第13号』国史講習会
- 「革命家としての大塩平八郎」1929 『我観』
(未完)
吉川延太郎「箚記の註解終りて」
参考
・横地祥原「石崎東国先生 −わが弱年の思い出− 」
(『大塩研究 第36号』1995.11 )
・「大正時代の洗心洞文庫」
(『大塩の乱関係資料を読む会会報 第19号』)
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