Я[大塩の乱 資料館]Я
2003.4.13

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大塩の乱関係史料集目次


『事 々 録』 (抄)

その33

三田村鳶魚校訂

 『未刊随筆百種 第6』米山堂 1927 収録

◇禁転載◇


天保八丁酉年

大塩平八郎、

二月、当所天満組に住めるは町奉行の与力等なり、夫か中に、先年高井山城守御勤役、那蘇の派流巫女豊田貢を屈さしめたる与力大汐平八郎は、聊文学の才ありて功成つて退隠の身なりしが、去年より諸国稲実のらず、米価貴くして、道路乞食餓死に及び、賎民数日食はざるの折からなるを憐み、年頃貯へ置る書冊をば書林へ売り、書林より賎民へ施す事、壱朱銀壱万粒に及ぶ、凡六百弐拾拾五両を市中に恵みしとぞ、


『事々録』目次/その32/その34

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