Я[大塩の乱 資料館]Я
2016.6.18

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「大塩の乱関係論文集」目次


『大塩平八郎』 その68

国府犀東(1873-1950)

(偉人史叢 8)裳華書房  1896

◇禁転載◇

知友に一代の翹楚多し(16)

管理人註
    

天保六乙未の歳四月、平八は書肆の需に応して、竟に其の著すところの洗心                ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洞剳記を世に公にせり、而して剳記や平八畢世の心血を瀝きしところとせば、 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 是れ直ちに平八の精神気格の真を描ける小照なり、則はち剳記の公にせられ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ たるは、是れ山陽が喚むで小陽明となせる平八、其の人の肖像を公にしたる ○ ○   ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ もの、切言せば、平八其の人は今や社会に発表されたるなり、     甲申三月十二日。聞頼山陽自京都吾郷某氏之                             大塩後素   春暁城中春睡多。遶檐燕雀声虚哢。非高楼鐘巨。   桑楡日暮猶昏夢。     隣舎花衰。賦之。紅紛倣吾色者。宜監。   隔墻春樹雪花堆。一夜風吹色頓頽。不独主人籐箔。   游蜂戯蝶去無来。     丙戍仲秋、訪上田翁其需孟子之語題絶句于余幅   天理元明月。人欲自浮雲。浮雲碍明月。世路暗紛々。                             大塩後素     江秋景   江上優游心未閨B残鐘又向市門還。何当独為釣魚子。   一葉寄那蘆荻間。     奉平江大兄見魚   簿書叢裏久沈淪。未呉江釣綸。君已臥雲還宿水。   分吾昨夜網中鱗。     梧桐   暗生明情道不開。久将墳典塵灰。梧桐空結鈴実。   風鳥弗来誰食哉。     雨中集友人宅書。   主客相忘此館中。共譚周易襟胸。無端坐玩一時象。   雨裏怪松如躍龍
















石崎東国
『大塩平八郎伝』
その34
















大塩中斎
「詩 集
 


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