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『旧幕府 3巻6号』(旧幕府雑誌社) 1899.6 より
此後遠藤殿御申には、
市中にて鉄砲せり合と申事は未曾有の珍事にて、此処か初に可有之、野合広場の戦とは格別得失の相違有之事
今時の軍学者は大砲小銃の利害得失を委敷知らすして、唯弐百年以前の短兵の軍法を規矩として備立のことなと論する故、此度はかりにては無之、此後迚も、鉄砲戦には行当る事計有て、思はぬ敗軍をすることあるへし。今時の大将たる人はせめて大砲小銃の利害得失を弁へて指揮する時に、利害の転倒せぬ様にありたき事なり。