Я[大塩の乱 資料館]Я
2017.4.12

玄関へ

「大塩の乱関係論文集」目次


『飢饉資料』(抄) その37

司法省刑事局編・刊 1932

◇禁転載◇

第三章 飢饉の公的対策
 第四 飢饉と貯穀
   (一)三倉論
     一 徳川時代に於ける貯穀の種類 (常平倉の研究 二五、二六、八頁以下)

管理人註
  

 徳川時代に於ける貯穀を表示すれば左の如くである。
一、備荒兼軍事上の目的を有するもの
     (城詰米)
一、幕府直領地の貯穀官府自身の貯穀
二、譜代諸藩の城詰米
二、備荒を目的とするもの

 

三、一般諸侯囲米
四、郷村貯穀
五、市場貯穀
六、各地各藩の社倉義倉
官府以外の醵出、又は官府と他
の醵出とを合して成れるもので、
社倉義倉の性質を有するもの
三、米価調節の目的を有するもの七、諸侯町人の一時的囲米
八、数藩に於ける常平倉






   
 


『飢饉資料』(抄)目次/その36/その38

「大塩の乱関係論文集」目次

玄関へ