Я[大塩の乱 資料館]Я
2012.5.7

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「大塩の乱関係論文集」目次


「廖柴舟と大塩後素」
その10
町田柳塘(町田源太郎)

『上杉謙信』得能文著 (偉人史叢 第19巻) 裳華書房 1898 所収

◇禁転載◇

 管理人註
   

柴舟、戦国策の後に書して曰く、  戦国策一書、不何人之手、其離奇変幻、雄視今古、固  無倫己、予独喜其文章即事功、事功即文章、文可武、武可  為文、無異途錯出之分、尤為千古独絶也、此豈無致而然  乎、士莫乎気云々、 大塩亦曰く、  或問曰、陽明子至李見羅諸子、論学則只明道而已、未嘗自言事  功、而又不人称之、然看子剳記、於其上巻終也、雑挙王  学諸子之功業節義、何也、……略……曰、明道也者、明天徳也、  是故論学明道而無其用者、乃与天背、与天背則陥一偏、  所謂異端之教、而聖人明体適用之学云乎哉、云々、  勇士養気而 不理、儒者明理而不気、常人則亦不気亦  不理、栄辱禍福、惟是趨避而已矣、理気合一、与天地、 気を養はざれば、事功期すべからず、理を明かにせざれば、文章伝ふべ からず、而して理気合一を貴ぶ、是れ文章、即ち事功、即ち文章なる所 以なり、二人の見る所亦毫贅の差無し、


















『洗心洞箚記』
その1






『洗心洞箚記』
その17 


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