Я[大塩の乱 資料館]Я
2000.1.2
2000.1.23訂正

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大塩の乱関係史料集目次

「咬菜秘記」目次


「咬 菜 秘 記」その2

坂本鉉之助

『旧幕府 第2巻第9号』(冨山房雑誌部) 1898.9 より


◇禁転載◇

適宜、改行・句読点をいれています。

見出しは管理人が便宜的につけたものです。


〔大塩平八郎との出会の逸話〕

貞か初て大塩柴田と同道にて参り候処、座に付て、末た時候の挨拶済ぬ先に、

と申口上也。

勘兵衛も貞も驚入、

と尋候処、平八郎申には、

此時分、平八郎目安改にて吟味役なり。

と申述候得は、隼人正もはらはらと落涙被致、

其申所は尤の事に相聞へ候得共、坐付之客之、未寒暖の挨拶も済ぬと云前にて、直にケ様之咄を仕掛ては、平八郎の人となりの様子、此一條を以て概知るべきことなり。


「咬菜秘記」その1/その3目次
その1〜3<要約>

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