Я[大塩の乱 資料館]Я
2001.3.20訂正
2001.3.9

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大塩の乱関係論文集目次


「大 塩 平 八 郎 挙 兵 の 顛 末」
その10

『商業資料』大阪経済社 1894.8.10 所収


◇禁転載◇

適宜、読点・改行を入れています。


商業資料 明治二十七年八月十日

大塩平八郎挙兵の顛末(其十)

平八郎格之助其他の死骸を高原へ引渡せし時の行列は左の通

三好屋五郎兵衛の妻おつねは唯一通の尋問ありしのち揚り屋入に仰付られたり

細川越中守の屋敷へ囚人御預けとなりし時越中守よりの請取警固人数左の如し *1

賊党の内、江戸表之御召となりしものゝ姓名並に附添与力同心の名前左の如し *2

右のもの共を召連し役人姓名


管理人註
*1 原文がわかりにくいため、「浮世の有様 巻之六 九月の日次その2」を参考に再構成。

*2 『大塩平八郎一件書留』(国立史料館編 東京大学出版会 1987)解題によると、大西与五郎・大井正一郎・吉見九郎右衞門・竹上万太郎・安田図書・美吉屋五郎兵衛、同妻つねの7人が江戸に召喚されている。
 杉山三平は獄門、沢上江村上田孝太郎は死罪。
 阿部長太夫は大塩に書籍代を用立てたといわれる兵庫・西出の「柴屋長太夫」(宥免)のことか。
 参考◆相蘇一弘「大塩の乱関係者一覧とその考察」(『大阪市立博物館研究紀要 第26冊』)


「浮世の有様 巻之六 六月の天候
「浮世の有様 巻之六 九月の日次その2


「大塩平八郎挙兵の顛末」目次その9その11

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